2017年04月02日

パラグアイで国会議事堂が炎上


 南米パラグアイの首都アスンシオンで3月31日夜、大統領再選を可能にする改憲に反対する数百人が暴徒化した。
 暴徒は国会議事堂に雪崩れ込み火を放った。 

 治安警察が混乱の収束のため鎮圧に乗り出し、議員3人を含む約30人が負傷した。

 1日には、野党のメンバー1人が頭を撃たれて死亡したことも明らかになった。

 カルテス大統領はツイッターで、暴徒を
   「民主主義」
   「政治経済の安定性」
を破壊しようとする政治一派やメディアと非難した。

 また、「野蛮人が平和を破壊するのを許さない」と訴えた。

 改憲案をめぐっては31日、反対派の野党議員が上院本会議場を占拠していた。

 こうした実力行使の中で別の部屋に議員が集まり採決が行われ可決された。

 1日には下院で採決が行われる予定だったが、騒動を受けて延期された。
 両院で可決、成立すると、3カ月以内に国民投票が行われる。

  

ひとこと

 カウディーリョによる独裁政治が続いた国が短期政権で独裁を許さない政治体制が意図的に作られたが、これを変える国民投票が実施される。

 私兵を養い権力を持ち、政敵を暗殺や拷問で締め上げる政治体制を形成する可能性があるものだが、民衆の支持を受けるため暴走しかねない部分を持っており、権益の確保のために激突し内戦状態に陥るリスクも高い。




 

    
posted by manekineco at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする