2017年06月03日

米ドル安で4月の貿易収支の赤字額は大きく拡大


 米国商務省が2日発表した4月の貿易収支の赤字額は
   476億1700万ドル(前月比+5.2%)
だった。
 携帯電話が17億5800万ドル増え、消費財の増加の大半を占めたことで赤字が拡大したため金額ベースで1月以来の大きさとなった。

 貿易が第2・四半期国内総生産(GDP)の重荷となることを示唆した。
 なお、市場予想は461億ドルの赤字だった。

 3月の数字は当初発表の437億0600万ドルから452億8300万ドルに改定された。

 4月のインフレ調整後の貿易赤字は
   635億4900万ドル
で、3月の606億8000万ドルから増えた。

 モノとサービスを合わせた輸出は消費財の輸出が約1年ぶりの低水準に落ち込んだことが響き0.3%減の1909億7500万ドルだった。
 一方、食品の輸出は2016年8月以来の高水準だった。

 
 地域別では中国向けのモノの輸出が2.2%増えたが、メキシコとカナダ向けはそれぞれ10.3%と9.0%減った。
 なお、ドイツは13.3%の急減だった。

 モノとサービスの輸入は0.8%増の2385億9200万ドルだった。
 一方、産業用資材は14億7200万ドル減、原油も19億4500万ドル減った。

 4月は原油の輸入が2億2924万バレルと、16年10月以来の少ない状況となった。

 地域別では、中国からのモノの輸入が9.6%増えた。
 政治的に問題になることが多い対中貿易赤字は12.4%増の276億3200万ドルに拡大した。

 なお、ドイツからの輸入は4.1%減だったもののドイツに対する貿易赤字は4.3%増の54億8100万ドルだった。

 貿易は第1・四半期に年率で1.2%増となったGDPを0.1%ポイント余り押し上げる方向に働いた。

   
 
 
   
   
posted by manekineco at 05:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする