中国サイトの特売網は
中国のプラグが「すぐに発火」すること
が多いとして、比較対象の日本のプラグについて検証する記事を掲載した。
日本製のプラグは質が良く、「発火しないし、10年使用しても壊れない」と称賛する内容である。
中国のコンセントはプラグを差し混んでも緩いことが多い。
当然、使用すればするほど緩くなることも多い。
そのため、隙間が開いてスパークすることで空間に溜まったゴミに着火するなど「発火」することも少なくない。
中国人は購入に際し非常に慎重にならざるを得ないという。
記事では、この日中の製品を比べるために分解し比較した結果
外から見てわかる違い
使用している材料とに違い
があったことを明らかにした。
「見てわかる違い」としては「プラグの金属部分に穴」があると指摘した。
日本ではこれが標準として規定されているため、市場に出回るものはすべて穴が開いている。
安全性に対する認識が欠落している中国ではこうした決まりがそもそもないという。
穴が開いているものもあるが、それは生産時にたまたま開いた不良品ということらしい。
日本のプラグにある穴の用途としては、プラグを差し込むと、内側の突起部分が穴に引っかかり外れし難くするものと伝えた。
もう1点の違いとしては「プラグに使用されている金属の違い」があることを明らかにした。
日本では、弾力性に優れ、強度があるリン真鍮を使用している。
摩耗するのが少ないため、抜き差しを繰り返すプラグに適していている。
当然、金属粉が生じなくなることや隙間に埃が溜まることも少ないため、発火しにくい特性がある。
これに対して、中国のものは硬くて弾力性の少ない銅製のプラグを使用しているケースが多く、摩耗することですぐに緩くなってしまうと指摘した。
ひとこと
開発力は乏しく研究せずに、他社のモノマネで金を稼ぐ中国のメーカーも進歩してきた。
記事では生活を便利に、また安全にする製品の開発・生産の面で日本は確かに中国が学ぶに値するものを持っていると称賛した。
中国にもより質の高いプラグ・コンセントが必要だと力説したが利益最優先で品質と販売時期のインターバルを考え、市場を確保する姿勢が強い状況がある限り無理な話だろう。
安かろう・悪かろうではいつまでも良くならない。
見えないところにまで安全・安心にこだわる日本製品は良いお手本になっているが、利益の薄さが気になるところだ。
本来でいえば、良いものはそれに見合った価格をつけるべきであり、中国企業とは異なる
利益を最大化する思考
が重要であり、バブル崩壊後に日本企業が陥った愚かな思考でもある
薄利多売
による市場の確保では需要の先食いを起こしたり、技術と労働力の安売りでしかないことに気付くべきだろう。。
posted by manekineco at 10:17|
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