北朝鮮の慈成男(チャ・ソンナム)国連大使は3日、国連総会で行われた2050年までに
極度の貧困
を根絶する開発目標に関する討議で、米国が北朝鮮の経済発展を阻害し
「現代の文明を破壊」
するため貧しい国々に制裁を科していると非難した。
慈大使は、北朝鮮は制裁の影響に耐え、引き続き
「自立と自己開発の精神」
によって社会主義大国をつくり上げて行くと強調してみせた。
北朝鮮の存在・発展の権利を否定するため、米国は前例のない
核による脅威や脅し
経済制裁・封鎖
に固執しているが、それによりわれわれはさらに覚醒し、勇敢になっていると主張し反省の色など微塵もない状況であった。
また、国連の開発目標を達成するには「発展途上国に対する制裁といった米国の高圧的な措置をすぐに取り除くべきだ」と訴えた。
金正恩の酒池肉林の生活を支えるため、北朝鮮国民の約70%が基本的なサービスを受けらない。
また、国連の開発目標を達成するには「発展途上国に対する制裁といった米国の高圧的な措置をすぐに取り除くべきだ」と訴えた。
ひとこと
過去の失政の影響もある干ばつや洪水、土砂崩れなどで農業が大きな被害を受け食糧不足にも苦しんでいる。