2017年11月21日

低金利と量的緩和によりECBの政策は緩和的であり続ける


 ユーロ圏経済は20年近い歴史の中で最大の広がりを見せている。
 ただ、物価動向は依然として欧州中央銀行(ECB)が望む状況にはない。

 ECBのドラギ総裁は20日にブリュッセルの欧州議会で、欧州経済の景気拡大は主に内需に支えられ、ユーロ圏の国やセクターを越えて広がっており、依然として堅固だと述べた。

 ただ、堅調な景気回復にもかかわらず、インフレ動向は依然として
   自律的に上向く傾向
を明確に示唆していないと指摘した。

 一方で、ECBの債券購入プログラム調整を、目標に向けて
   「インフレ率が段階的に収れん」
するとECBが自信を深めていることの兆候とみなすべきだと述べた。

 なお、全体として、低金利と量的緩和によりECBの政策は緩和的であり続けると指摘した。

 これらの措置は現在の金融環境を維持しつつ、2%弱の水準へのインフレ回復になお必要とされる潤沢な金融緩和の度合いを確保するとも語った。 


ひとこと

 英国が欧州連合からの離脱交渉が遅々として進まない。
 大手金融機関の拠点分散が加速し始める状況であり、フランクフルトの金融街が退去してロンドンに移動して大英帝国の繁栄の恩恵を受ける機軸がこれまでは続いてきたが、変節の始まりが起きそうだ。


  

 
  


posted by manekineco at 05:15| Comment(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする