2018年01月02日

朝鮮の体制にとって目障りで直接の脅威である在韓米軍を撤収させる目論見


北朝鮮の
   金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長
が1日に発表した
   「新年の辞」
で米国本土全域を射程圏に収める
   核のボタン
が金正恩の机の上にあると主張したことについて、日本の主要紙は、金正恩の意図に注目した内容で報道が見られた。

 朝日新聞では
   「核を搭載した大陸間弾道ミサイル(ICBM)の威力」
を背景に北朝鮮の体制にとって目障りで直接の脅威である在韓米軍を撤収させる起点をつくる狙いがあると指摘した。


 米韓が平昌五輪後に韓米合同演習を延期することを出発点に、徐々に在韓米軍を縮小から撤退へと追い込む流れを作る狙いがあるとみられる。
 
 読売新聞では北朝鮮が今後、韓国に対して対話攻勢に出て、日米韓の連携にくさびを打とうとしてくる可能性もあるといった指摘をした。
 
 TBSは北朝鮮は
   米国に対抗する核抑止力
を確保したと主張すると同時に、韓国との関係を改善し、経済協力を引き出そうとしていると報じた。
  


ひとこと

 中国が同じ北朝鮮の「新年の辞」の内容について情報制限した一部の五輪開催のみを中国国民に流している状況を考える必要がある。
 これまで北朝鮮を支援し続けた中国政府の思惑が背景にある。

 北朝鮮の核実験に対する警戒感が強い中国北東部の住民の反発を懸念したものだろう。

 ただ、中国が北朝鮮から核兵器による攻撃を受けないという保障は全くないことも意識すべきだろう。

 北朝鮮が核兵器を保有すれば北京やロシアのウラジオストックのみならず、モスクワも射程距離に入る現実があるということだ。
 
 
   
 


    
posted by manekineco at 06:23| Comment(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

意識が揺れる韓国文政権だが...


 北朝鮮の朝鮮中央テレビを通じて朝鮮労働党委員長
   金正恩(キム・ジョンウン)
は1日午前9時(日本時間同9時半)、今年の施政方針に当たる
   「新年の辞」
を発表した。

 このなかで2月に韓国で開幕する平昌冬季五輪に関し
   「代表団派遣など必要な措置」
を取る用意があると語り、このために北南(南北)当局が早急に会う可能性があると続けた。

 金委員長は北朝鮮建国70周年の今年、韓国で冬季五輪が開催されることは
   「北と南ともに意義のある年」
と褒めたうえ、平昌五輪について
   「民族の地位を誇示する良い機会」
になると主張し「大会の成功を心から願う」と期待を示した。

 また、南北関係については
   「凍結状態にある関係」
を改善し、意義深い今年を民族史に特記する年として輝かせるべきと指摘したうえで
   「これ以上情勢を激化させてはらない」
と述べ、軍事的緊張の緩和と
   「平和的環境づくり」
のため共同で努力すべきと韓国文政権に対し、五輪を利用した関係改善を迫る動きを強調した。

 ただ、北朝鮮はこれまで韓国政府が昨年7月に提案した
   南北軍事当局者会談の開催
などに無反応を貫いており、国連経済制裁を無視して核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発に邁進し危機感を醸成し続けてきた。

 石油輸出禁止措置の影響が北朝鮮の軍事開発にも影響が出てきており、こうした状況を改善し、さらに軍事力を強化するために韓国の親北朝鮮思考の強い文政権への揺さぶるとして、話し合いに応じる可能性を示したものとも考えられる。

 ただ、米国に対して、米本土全域がわれわれの
   「核攻撃の射程圏内にある」
と警告した上で、「核のボタン」が金正恩の事務室の机上に常に置かれていると威嚇した。

 
 また、昨年は
   国家核武力完成
の歴史的大業を成就したと主張し、いかなる核の脅威も封鎖し対応でき、米国が
   冒険的な火遊び
をできないよう制圧する強力な抑止力となったと国連の経済制裁を無視して強行実施した成果を強調して見せた。
  


ひとこと

 前政権の政策を否定して支持率を高めている揺らぎが大きい韓国文政権への揺さぶりの類でしかない。

 五輪期間中は攻撃しない約束とも見えるが、逆に、この期間を利用し核兵器の弾頭数や運搬する長距離ミサイルの製造を強化していく目論見があるのだろう。
 単純に飢餓に置ける食糧支援などの善行をするといった考えで対応してきた過去の金大中の太陽政策の成れの果てが今日の北朝鮮の核保有に繋がっているともいえるものだ。

 飢える北朝鮮軍への食料供給は軍事力を高め、攻撃時の兵站線を維持する目的にもなる現実を忘れている。
 当然、北朝鮮政府は飢饉が起きたとしても、軍地物資の食糧を北朝鮮国民に配給を行うことはなく飢えさせておくだけだろう。

 人道的見地から支援した食料が適切に配給される保証などなく、飢餓で100万単位で死亡した過去の飢饉をみても、配給後に回収され軍事物資になるだけのことだろう。

 統計的な数値は明らかにはなっていない北朝鮮の人口は2600万人から2400万人まで減少していると推計されている。


 
 

   
posted by manekineco at 06:03| Comment(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする