2018年08月05日

言葉だけ


 
 朝鮮戦争は朝鮮半島の武力制圧を目論んだ
   金日成
がソ連の支援を受けて開始したもので、兵站線を確保し武器弾薬や戦車などを大量投入したうえで38度線を突破して南侵を始めた、迎え撃つ韓国軍は武装解除された日本軍に所属した朝鮮部隊で構成されていたため、武器は最低限で戦車のなかったため、抵抗できずに釜山近くまで逃げ回った。

  
   
    
   
 ただ、朝鮮人民軍は侵攻した地域で民衆に対し
   虐殺・粛清
などを行ったため、民衆からの広範な支持は得られず期待したような蜂起も起きなかった。

 こうした恐怖支配は毛沢東の紅軍や蒋介石の国民革命軍も行っており、情報統制により封殺されたため多くの国民は知る術はなかった。

 また、ソウル会戦において猛攻を続けていた北朝鮮軍が朝鮮半島全土を制圧するかに見えたが、突如として三日間進軍を停止するなど、謎の行動を取った。

 これは軍事計画よりも進行速度が早く、兵站線が伸びてしまい武器弾薬や食料の補給が寸断・遅れ始めたことや、韓国領内の農民たちの蜂起を期待していたためともいわれる。

 しかしこの時間を使って、総崩れとなっていた韓国軍は米軍の指揮の下で体制を立て直した。


 マッカーサーの仁川上陸作戦の成功から、勢いづいた連合軍が中国国境近くまで押し戻したため、毛沢東が義勇軍を組織させて、チュグオク群を参戦させ、人海戦術で38度線近くまで押し戻した。

 その後、膠着状態となり、休戦協定が1953年7月27日に締結された。
   

   
    
  

 北朝鮮では7月27日を戦勝節、つまり戦争に勝った記念日として盛大に祝ってきた。

 北朝鮮軍として朝鮮戦争に従軍した「戦争老兵」に対しては、北朝鮮当局は様々な優遇をしていると宣伝している。
  

 現実は全く異なる様相でその実情を米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

 平安南道(ピョンアンナムド)の情報筋によると、今年の戦勝節は65周年で、北朝鮮で重要視される整周年(5や10で割り切れる年)にあたるため、例年より多くの関連行事が開催された。

 先月25日には、女盟(朝鮮社会主義女性同盟)の講演会が開かれた。講演者は戦争老兵のことを
   「白頭の革命精神」
を受け継ぎ、首領と祖国を守り抜いた思想と信念の強者と持ち上げた。

 また、すべての女盟員は戦争老兵の精神を遺産として受け継ぎ、金正恩元帥様に忠誠を尽している、戦争老兵たちは党の懐の中で戦争老兵たちが何の心配もなく暮らしているとも述べられた。

 ただ、最後のくだりで
   「戦争老兵を実の祖父、父と考えて、彼らへの支援物資を送ろう」
という言葉がついていた。

 まやかしの北朝鮮政府の体制において
   「党の宣伝」
とは異なり、老兵たちは国からの福祉を全く受けられていないということを知らせたうえ、子どもたちが商売をしているのなら、食事の心配はしなくてもいいが、そうではない老兵たちは苦しい暮らしを強いられているということだ。

 続けて、子どもに面倒を見てもらえず寂しく苦しい一人暮らしをする人、他人のトウモロコシ畑の番をしてわずかばかりの手間賃を受け取り掘っ立て小屋で生き長らえている人など、非常に厳しい状況に置かれた老兵の現状があるという情報が聞かれるともいう。


 朝鮮人民軍では動員先の建設現場などでの事故が多発しており、障害を抱えたまま退役を余儀なくされる兵士が後を絶たない。


 金正恩政権になってから老兵たちは平壌で開かれる戦争老兵大会に呼ばれるなど、金正日時代よりはいくぶん国から関心を持ってもらえるようになったが、それも大会期間中や戦勝節のときに行われる
   カンパニア(キャンペーン)
で、市民に供出させたコメや油を分け与える程度に過ぎないものだという。


 昨年の戦勝節には、戦争老兵の家庭訪問を行ったのは女盟主導だった。
 今年は中央からの指示で市党(労働党の市の委員会)が主導しているという。

 地元の党幹部が戦争老兵の家庭を訪問するが形ばかりで、期間が過ぎれば放置されてしまう表面的なものでしかない。
  

 情報筋からは金正恩政権が
   戦争老兵大会
を開くと宣伝しているが、そんな行事や勲章より、余生を穏やかに過ごせるような政策を優先させるべきと批判した。

 栄誉軍人(傷痍軍人)は国からの厚い福祉のおかげでそれなりの暮らしを営めていたと宣伝されていた。

 しかし、1990年代の
   大飢饉「苦難の行軍」
を前後して、それらの福祉を停止し再開は放置されたままだという。

 彼らは生き残るために、乞食となったり、彼らは障害の残る体を引きずり、町に出て商売をせざるを得なくなったと伝えた。



ひとこと

 そもそも、金日成が率いた派閥は抗日パルチザン組織
   東北人民革命軍
と呼ばれる軍事組織で小隊長として活動していたというが、日本軍との戦闘などで消耗し続けた。
  

   

   
 1940年の秋、金日成は党上部の許可を得ないまま、独自の判断で、生き残っていた直接の上司
   魏拯民
を置きざりにして十数名ほどのわずかな部下とともにソビエト連邦領沿海州へと逃れた。

 日本が無条件降伏した時点で、金日成は朝鮮共産党内では弱小な派閥を率いており、米国統治下の南部に拠点を置いて
   朴憲永
が率いていた朝鮮共産党からの離脱を目指した。

  
   
    
   
 1945年10月10日、平壌に朝鮮共産党北部朝鮮分局が設置され、12月17日の第3回拡大執行委員会において金日成が責任書記に就任した。

 金日成はソ連当局の支援を受けて北朝鮮の指導者となったが、金日成派は北朝鮮政府および北朝鮮国内の共産主義者のなかでは圧倒的な少数派であり、弱小勢力であったため、1970年代に至るまで金日成は権力を握るため、対立する者全てを粛清して権力を私物化しいった。

 そのため、金日成個人が信任できる勢力が弱小であったため、初めは絶え間なく党内闘争を引き起こしては勝ち抜いており、朝鮮戦争時の戦闘員の多くが金日成が粛清した共産党幹部を支持していた将兵という構造がある。

 そのため、功績を認めるだけで権力を奪われることがないような措置をしているに過ぎない。

 こうした権力を奪い取る思考は、スターリンや毛沢東が行った粛清を見れば、革命時に貢献した者の大部分が粛清の対象というものでしかない。
  
 
 


    
posted by manekineco at 08:00| Comment(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

金融市場は米ドルこそ資金を向かわせるべき「安全な投資先」?


 商品取引会社マインライフのシニアアナリスト
   ギャビン・ウェント氏
は電子メールで、NY市場における金相場の動きについて、金はコモディティー全般が受けているのと同じ要因で売られていると指摘した。
 
 それは米ドルの上昇で、トランプ大統領が仕掛けた
   貿易戦争
の騒ぎにあって、金融市場は米ドルこそ資金を向かわせるべき
   安全な投資先
だと示唆していると電子メールで指摘した。
 
 米ドルの上昇がコモディティー価格に悪影響を及ぼしており、金も例外ではないと続けた。
  
 ロンドンの金スポット価格は3日、1オンス=1207ドルで前日からほぼ変わらずで引けた。
 
 2017年3月以来の安値を付ける場面もあった。
 なお、週間では1.4%下落している。

   


    

   
posted by manekineco at 07:00| Comment(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人道分野での対米関係を担う特使にセガール氏を任命

  

 ロシア外務省が4日、ウェブサイトで米俳優
   スティーブン・セガール(Steven Seagal)氏(66)
を人道分野での対米関係を担う特使に任命したことを発表した。

 同省は、特使の職務は「文化、芸術、大衆・文化交流を含め、人道分野におけるロシア・米国関係のさらなる発展を促進すること」だと説明した。
 
 また、この職務でセガール氏に報酬は支払われないとしている。

   
   
    
   
 セガール氏は「沈黙の戦艦(Under Siege)」「刑事ニコ/法の死角(Above the Law)」といった映画が公開された1980年代の終わりから1990年代初めにかけて知名度のピークを迎えた。
 
 欧州東部では今でも高い人気を維持しており、2016年にはロシアとセルビアの市民権を与えられた。
 
 
 セガール氏は、総合格闘技ファン仲間として
   プーチン大統領
と交流したことがある。
 
 また、2014年のロシアによるクリミア半島併合後、同大統領を「存命の世界指導者の中でも偉大な人物の一人」と呼び、同半島で自身のブルースバンドの公演をしたことがある。
 
 さらに、先月行われたサッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会にも姿を見せていた。
 ほか、5月に行われたプーチン大統領の通算4期目の就任式にも来賓として出席した。
  

   
   
 
 なお、セガールさんは、セクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)告発運動
   「#Me Too(私も)」
で性的不品行を批判されている。
  
 
  

     

  
posted by manekineco at 06:49| Comment(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東南アジアで配車サービス最大手にトヨタが出資


 
 東南アジアで配車サービス最大手、シンガポールの
   グラブ
は新たにトヨタ自動車からの10億ドル出資に加え、今回の資金集めで調達額が20億ドルに膨らんだ。
  


 グラブはサービス地域の拡大のみならず、フードデリバリーや決済などのサービス分野への参入も図っている。


   


 インドネシアの同業
はシンガポールとタイ、ベトナム、フィリピンで事業を始めるため5億ドルを投じると発表した。

 市場争いが激しくなる様相だ。


 
 

   
posted by manekineco at 00:00| Comment(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする