2018年08月12日

パーキンソン病の患者に朗報



 日本ではパーキンソン病の患者が16万人以上いるといわれる。

 このパーキンソン病と呼ばれる難病はレビー小体という
   異常なタンパク質の塊
の影響で、脳内のドーパミン神経細胞が破壊され、身体の震えや筋肉のこわばり、動作が緩慢になるといった症状がみられる。
   

 京都大学は7月30日、ヒトのiPS細胞からつくった神経細胞を、パーキンソン病の患者の脳に移植する治験を始めると発表した。
 
 治験の実施予定人数は7名で1例目の患者は京大病院の通院患者の中から選定して、残りの6例は罹病して5年以上などの条件を満たす患者を募集して行われる予定。
 
 iPS細胞研究所でつくられた神経細胞約500万個を、患者の頭蓋骨にあけた直径12ミリほどの穴から注入し、経過を観察する。
 
 治験が成功し、厚労省の承認がおりれば、根治への道筋が数歩進むこととなる。
 
 これまでにもヒトの目や心臓にiPS由来の細胞を移植する実験は行われているものの、いずれも“臨床研究”段階で、実用化を見据えた“治験”は初めてのこと。
 現在、パーキンソン病の治療は薬物療法が主流。
 
 かつては発症後、5年ほどで社会生活を送ることが難しくなっていた。

 
 近年は10〜15年は日常生活が送れるまで改善しているが、根本的な治療法は見つかっていない状況。
 iPS細胞の移植では、移植した細胞が生着し、しっかり機能するかが問題となるものの、上手くいけば5年と待たない近い将来に自由診療などで実用化される可能性が期待される。
 
 
 
 


   
posted by manekineco at 06:45| Comment(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする