法務省の在留外国人統計によれば、日本で暮らす外国人の数は年々増加を続けている。
2017年末時点の在留外国人数は
256万1848人(前年比+7.5%)
に達したほか、国籍別では中国の73万890人が最多となった。
中国メディアの快資訊は9日、中国人たちは日本に来たことを後悔することはあるのだろうかとの記事を掲載した。
記事では日本と中国の
文化的な差異
は決して大きくはないとしながらも、日本で暮らすことを決めた中国人たちは日本での暮らしに適応できているのだろうかと問いかけた。
日本社会で暮らすうえでは
「社会のルールを守る必要がある」
とし、日本人は幼少の頃から社会の細かいルールを教えられて育ち、責任感も非常に強い特性があると指摘した。
それゆえ、多くの中国人からすると、日本での暮らしは
「ルールに縛られていて、非常に疲れる」
ようだと指摘した。
一方で「それでも日本に来たことを後悔している中国人は多くはない」と続けた。
日本に限らず、他国で暮らすということは「最初に戸惑うことが多い」のは当然のこと。
そのため、時間が経過する中で適応力があれば「理解する努力」をすれば溶け込むことができる。
また、日本のどこにでも中国人がいて、中国が恋しくなればどこででも中華料理を食べることができると主張した。
さらに、日本は伝統文化が色濃く残り、桜や富士山のように美しい光景や自然が存在する
「強く惹きつけられる」国
であると主張し、今後も日本で暮らす中国人が増加し続ける可能性が高いことを伝えた。
ひとこと
南蛮貿易盛んな16世紀から17世紀においても多くの中国人が居ただろう。
それよりも、中国の王朝の興亡で日本に多数の王族が亡命してもいる。
また、清朝時代でも孫文や蒋介石なども日本で亡命生活や留学などを経験している者が多い。