2019年02月05日

若い世代で肥満に関連したがんの発症率が急増


 米国民の3分の2を対象に行われた大規模調査で若い世代で肥満に関連したがんの発症率が急増していることが明らかになった。
 
 研究班は4日、医学の進歩に伴い死亡率は概して減少傾向にあるが将来増加に転じる可能性を示唆していると警鐘を鳴らした。
 調査の報告書は同日、英医学専門誌「ランセット(Lancet)」で発表された。
 
 
 報告書によると、肥満が危険因子の一つであることが判明しているがん6種の発症率が、1995年から2015年にかけて50歳未満の男女で上昇していた。
 
 また、調査が行われた各年のがん発症率の上昇幅を年齢層ごとに比較してみると、対象者中最も若い25〜29歳の層が最大だった。
 米国では過去40年間に、肥満患者数が2倍以上に増加したという。
 
 米国では近年、肥満度を示す体格指数(BMI)を用いる医師は半数に満たないとされており、研究班は、患者らを直接診察する医師らに対し、より積極的な肥満度チェックの実施と、重度の肥満によるがんの発症リスクに関する注意喚起を呼び掛けた。
  

   
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士禍(しか 사화)


士禍(しか 사화)

 李氏朝鮮時代における、士(官僚)に対する粛清(弾圧)のこと。
 「士林(士林派)の禍」の略語。
 
 大規模地主の両班が主体となっていた勲旧派や国王の親戚筋である外戚側からは「乱」と呼ばれていた。
 その後、権力を取り戻した士林派が被害者として
   「無実の人が被った災禍」
と主張したうえで「士林の禍」という表現を用いた。

 士林派が政治的優位となった宣祖時代からはそのまま士禍という言葉が使われた。
 当初は、勲旧派や外戚が新興勢力の士林派に対して行ったが、大規模な粛清で勲旧派や民衆なども巻き添えになった。
 なお、後には士林派同士の学閥、党派争いによる士禍も起こっている。

 大きな士禍としては暴君として知られる第10代国王燕山君時代、金宗直の書いた世祖の王位簒奪批判の書面を理由に、勲旧派が士林派を大量粛清した1498年の戊午士禍がある。
 また、燕山君時代の1504年には燕山君の生母・尹氏毒殺の件に絡んで士林派と勲旧派合わせて約50人を一斉処刑した甲子士禍がある。

 1506年には燕山君の暴虐的な行為を痛烈に批判した功臣や民衆らを燕山君自身の手で大量粛清・大量処刑した丙寅士禍。事件。
 
 第11代国王の中宗時代、1519年に士林派のリーダー的存在であった
   趙光祖
の性急な改革に対する反動が起こり、趙光祖一派を大規模に粛清した事件「己卯士禍」が起きている。

 
 第13代国王の明宗時代、1545年に明宗の外戚尹元衡(文定王后・尹氏の弟)らによる反対勢力の粛清として乙巳士禍がある。

 第20代国王の景宗時代、1721年 - 1722年に景宗暗殺嫌疑による少論派による老論派粛清事件「辛壬士禍(辛丑・壬寅の獄)」がある。

 第21代国王の英祖時代、1762年に羅景彦の死刑および思悼世子(荘献世子)の餓死事件「壬午士禍(壬午の獄)」がある。

   
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