拝金主義が蔓延している共産国家の中国では
ペットのクローン作製
が盛んになってきている。
メディアの報道によると上海でぶどう酒の商売をしている
張玥演(Zhang Yueyan)さん
は、亡くなったばかりの
愛犬「妮妮(Ni Ni)」
ただ、この「妮妮」は、クローン犬の第1号ではない。その前にも「乖乖(Guai Guai)」「兜兜(Dou Dou)」や「果汁(Guo Zhi)」などのクローン犬が誕生している。
「妮妮」を張さんに提供したのは中国企業で、1〜2年で300匹のクローン犬を作り出すことを目標に掲げている。
2018年下期ですでに30件の注文を得ている。
また、同社は、次は猫や馬などの動物のクローンを作製しようと計画している。
法律で禁止されているクローン人間の作製とは異なり、各国でペットクローンへの明確な規定はない。
しかしクローン人間と同じような倫理問題が、論争の的になっている。
米誌フォーブス(Forbes)は、これまで7年間続けて発表している
「今年注目すべき倫理政策問題に関わる科学技術10項目」
の今年の項目トップに、ペットクローンを掲げた。
韓国の研究者チームは2005年4月、「スナッピー(Snuppy)」と名付けた
世界初の「体細胞クローン」
を作り出した。
また近年のペット市場の拡大に伴って動物のクローンが商業化され、韓国のある企業は、すでに1200匹を超えるクローン犬を世界各国に提供している。
また、2014年には中国市場にも進出した。
現在、ペットクローンの手術のプロセスや操作方法には、相応の基準が欠けえおりクローン技術は未熟なため、クローン動物の一部には先天的な欠陥や免疫問題があり、動物の本来持つべき「権利」に対する脅威となっている。
学者の中には、倫理の最低限のラインを誰かが突破し、ペットクローンの技術を人間に応用するのではないかと恐れている。
ひとこと
人のクローンを作るのも時間の問題だろう。
戦闘用クローンを増産する脅威もある。
動物に人間の遺伝子を組み込んでいくことも考えられる。
posted by manekineco at 00:00|
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