2019年02月16日

勲旧派(くんきゅうは)


勲旧派(くんきゅうは)

 李氏朝鮮朝における政治派閥の一つで士林派との対比で使われている。

 組織には貴族階級である大地主の両班が多く含まれており、1455年の第7代国王である世祖の擁立に功績があった勲臣と、その子孫達で構成されていた。

 これに対し、朱子学を修めた新興の科挙官僚である士林派は、中小の在地両班がその中核を占めた。
 士林派が経済的な安定で権力を侵食して力を確保していくなか脅威となったため、権力を殺ぐために大規模な粛清(士禍)が行われた。

 ただ、1567年の宣祖即位以降は士林派が再び積極的に登用されるようになった。
 このため、勲旧派は政治の舞台から粛清されて消えている。

 なお、高麗末期の李成桂擁立の功臣やその子孫を勲旧派に含んで呼ばれる場合もある。


    
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「平和と安全」の考え方が中国の権益のひとつか?


 中国外交部の華春瑩報道官は11日の定例記者会見で
   「米軍艦2隻が中国の南沙諸島から12カイリ内の海域に進入した」
ことについて、「米軍艦の行動は中国の主権を侵害し、当該海域の平和・安全と良好な秩序を破壊するものであり、中国側は強い不満と断固たる反対を表明すると警告した。
 
 米軍側が執拗に南中国海でもめ事を引き起こし、緊張を作り出し、南中国海の平和と安定を破壊することは、人々から支持されないと続けた。
 
 
ひとこと
 
 中国の主張する地域の平和と安全は中国の意に添わぬ行動は全て敵対的なものとなり、軍事拡張主義が前面にある要求では常に戦闘を意識する必要が出てくる。
 
 こうした中国の姿勢は軍砲主義的であり、極めて危険な兆候である。
 中国の意にかなわないものは「良好な秩序を破壊するもの」と指摘したうえ、中国側がこれに強い不満と断固たる反対を表明している。
 仁愛礁とミスチーフ礁を含む南沙諸島及びその周辺海域に対して
   中国は争う余地のない主権
を有すると主張するなど既成事実化が進んだ領土を手放す気はない。
 
 また、中国側は各国が国際法に基づき南中国海において有する航行と上空飛行の自由を一貫して尊重し、擁護しているというが、中国の固有の領土の考えに基づく起点がそもそも不明だ。
 
 中国は過去何度もい民族に支配され国土を消滅あるいは削られた時期も長い。
 また、中国の漢民族の手意義も揺らいでおり、範囲が遊牧民や少数民族まで呑み込んで巨大化してきている。
 本来、漢民族は黄河と揚子江に挟まれた中原の民族とすれば1.2億人程度だ。つまり、1割しか漢民族でないが、残り9割の民族を同化しており、歴史的な根拠すら捏造してしまっている。
 
 こうした理論でいえば、遊牧民が支配した元朝の最大領土が中国の固有の領土といいかねないことにもなるだろう。
 
 視点を変えれば、中国王朝の興亡の歴史で滅亡時に多数の要人等が日本に逃れ、日本人に同化してきた。
 日本人に同化しておれば、先の太平洋戦争も中国の論理でいえば本来は「内戦のひとつ」でしかないことになる。
 
 そもそも、興亡の歴史を見れば群雄割拠した時代の一コマでありとやかく言うものではない。
 
 
    
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