中国軍メデイアの新浪軍事は26日付の記事で、海外メディアが
「中国が新型のDF-17ミサイルの発射実験をすでに複数回実施しており、就役すれば世界最強の性能を誇る弾道ミサイルになる」
海外メディアの報道として、DF-17に関する情報を紹介したもので中国は近ごろすでに複数回にわたりDF-17の発射実験を済ませた」としたうえで、DF-16Bをベースとした
射程距離1800〜2500キロ
のミサイルで全過程のモニタリング制御が可能、ミサイルには
極超音速滑空機
の設計が採用されており、高度6万メートルでの極超音速飛行を実現する。
このほか、空気動力が複雑化する大気圏やその縁を滑空することで対ミサイル兵器による迎撃を不可能にすると報道があった。
また、DF-17の極超音速滑空機は弾道ミサイルのロケット動力が滑空に必要な速度まで上昇するアシストを行うこと、下降段階に近づくとブースターなどを切り離し、自らの
小型ロケットエンジン
で弾道を変化させながら滑空に入ることから、広く用いられている既存技術の応用で簡単かつ低コストで造ることができると説明した。
一方では滑空機の気流制御レベルが世界最先端とみなされており、わずかなずれで大きく目標を外すばかりか自らの構造に大きなダメージを与えかねない極超音速飛行における精密な気流制御を実現したとも伝えた。
ひとこと
中国の軍事的脅威はいろいろあるが、時間経過で劣化する機器をコントロールで切るかどうか。
ばらつきが大きく、設計通りに作れないものえあり、日本の自動車産業の品質管理は中国軍の軍事力の向上を支援しかねないものだ。