2019年06月03日

強硬離脱派を支持する内政干渉など節操のない放言が問題化


 米国大統領
   ドナルド・トランプ氏
は2日、英国に向けて出発し、3〜5日の日程でロンドンに滞在する予定だが、この訪英に険悪なムードが漂っているという。
 訪問ではエリザベス女王との会見やメイ首相との首脳会談を予定し、米英の「特別な関係」をアピールする見通し。
 
 5日には英南部ポーツマスで第2次世界大戦の関連行事に参加する。
 また、6日にはフランス北部も訪れてマクロン大統領との会談に臨むという。
 
 独善的で人種座別的な勢力を支持するような発言や行動が垣間見られるトランプ氏に批判的なヘンリー王子の妻メーガン妃について英大国の衆紙サンとのインタビューで、メーガン妃がトランプ氏を「分断をあおる」と批判したことについて「彼女が不快な人物だと知らなかった」と強く批判した。
 
 ただ、トランプ氏は2日、ツイッターで「不快だと発言していない」と主張したが鎮静化していない。
 
 当然、メーガン妃はトランプ氏と英王室の懇談に参加しない模様だ。
 トランプ氏はロンドン滞在中にチャールズ皇太子と面会する。
 皇太子は環境対策に熱心で温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」からの離脱を表明したトランプ氏に批判的だが、トランプ氏は「米国の環境は世界で最もきれいだ」と主張した。
   
  
 トランプ氏は企業負担の増加を通じて
   環境対策を講じた国
が罰せられるがそれは不公平だと皇太子に反論した。

 また、メイ首相の後継者を決める与党・保守党党首選では欧州連合(EU)からの
   強硬離脱派
を支持しており、内政干渉を行っていることも背景にある。
   

 トランプ氏は保守党党首選に出馬した候補から支持を求められていると説明した。
  
  
 EUからの強硬離脱派の
   ジョンソン前外相
を名指しし「彼はすばらしい成果を残した。とても有能だ」と称賛した。
 
 EU離脱問題について、10月末の期限までにEUと協議がまとまらない場合には「合意なき離脱」を決断すべきだと続けた。
 
 
 なお、初めてのイスラム系のロンドン市長
   カーン氏
は英紙に寄稿し、トランプ氏の反移民政策を強く非難し「トランプ氏は世界に広がる脅威の中でも最も悪い事例の一つだ」と痛烈に批判した。
 また、ロンドン市内ではトランプ氏に対する大規模デモも計画されている。
   
  
   
posted by manekineco at 05:03| Comment(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

無責任な姿勢は亡国の兆し


 英国ロンドンの裁判所が29日、与党・保守党の次期党首の有力候補
   ジョンソン前外相
に対し、公職にありながら「法律に違反する言動」をとった疑いがあるとして出廷命令を下した。

 この件は捜査当局ではなく、元テクノロジー企業の創業者で活動家
   マーカス・ボール氏
という私人がジョンソン前外相の訴追を申し立てていたもの。

 前外相は2016年のEU離脱の是非を問う国民投票で英国がEUに
   毎週3億5000万ポンド(約483億円)
を支払っていると主張した。

 ボール氏の弁護士を務めるルイス・パワー氏は先週、「ジョンソン氏は数字が誤っていると知りながら、あえて何度も何度も繰り返していた」と述べた。


 まずジョンソン前外相は予備審問に出廷する必要があるが出廷日はまだ確定していない。
 英国では通常、出廷命令から3−4週間かかることが多いようだ。


 メイ首相の辞任を受けた
   保守党党首選挙
での勝利をもくろむ前外相にとって、出廷命令は頭から冷や水を浴びせる形になる。

 前外相の弁護士を務めるエイドリアン・ダービシャー氏はこれまで、「いかなる時もジョンソン氏が不適切または不誠実な形で行動したことはない」と嫌疑を強くメディアに対して否定している。
   


ひとこと

 政治家が虚偽の発言をすることは一番の問題であり、誇張では済まないこともある。
 まして、政治資金の記載誤りや公設秘書の経費を流用するなどで問題化した代議士が今だ政治家として党の顔となっているようなことは信頼性の欠落そのものでしかない。
 また、秘書に責任を被せるのも政治家として無責任そのものだろう。
 無責任な政治家が政治を主導するのは国の乱れを生むものでしかない。


  
posted by manekineco at 03:00| Comment(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする