2019年06月13日

北朝鮮政策に邁進する韓国


 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領はフィンランドを国賓訪問している10日(現地時間)、同国の
   ニーニスト大統領
との首脳会談後に行われた共同記者会見で、今後の
   朝鮮半島平和プロセス
について
   「対話のモメンタム」
は維持されており、南北や米朝間の対話を続けるための対話も継続しているため、近い将来、南北や米朝間の対話が
   再開されると信じている
と韓国経済の悪化を放置したまま北朝鮮政策を最優先する姿勢を示した。

 また、ベトナム・ハノイで行われた2回目の米朝首脳会談が北朝鮮(が継続する核兵器開発の秘密基地の存在を暴露されたため)
   合意なし
に終わったため、膠着状態に陥ったのではないかという懸念があるものと承知していると続けた。

 司法妨害やロシア疑惑などで崖っぷちにある米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩国務委員長(朝鮮労働党委員長)はそれぞれに対する信頼と対話への意思を表明し続けていると強調して見せた。


 なお、文大統領は「朝鮮半島平和プロセス」については
   すでに多くの進展があったと考える
と自己満足の成果を強調して見せたうえ、「まず2017年11月以降、1年6カ月以上、核実験や中長距離ミサイルのような国際社会を緊張させる挑発が北から行われなかった」と指摘した。

 また「南北関係においては互いの武力行使を禁止し、敵対行為を中断することにした」とし、「それにより南北間の軍事的緊張が非常に緩和された」と説明した。

 こうしたものは所詮は北朝鮮が韓国からの経済的な支援を引き出すために行ったものであり、核開発を継続するための資金や物資を確保し開発の時間を稼ぐものであり、大量破壊兵器による被害の拡大リスクを高めたという視点もある。

 さらに、米朝間でも米大統領が北の最高指導者と直接会って
   非核化を交渉する史上初の出来事
が起きたと自賛し、「すでに2回の首脳会談があった」と強調して見せた。

 また、3回目の米朝首脳会談がフィンランドで開催される可能性や、フィンランドが米朝首脳会談を仲介する必要性については、フィンランドで米国とロシアの首脳会談が行われたことに触れ、「3回目の米朝首脳会談については米朝間で対話が行われており、第三国の仲介が必要な状況にはならないと思うが、もし協力が必要になればすぐにでもフィンランドに協力を要請する」と(韓国内での支持率低下が続いている状況を改善するための道具として利用する目論見ともいえる)意欲を示した。

 ただ、ニーニスト大統領は「朝鮮半島平和プロセスはとても難しい問題」と指摘した上で、「フィンランドが今後EU(欧州連合)理事会の議長国になれば、どのように朝鮮半島平和プロセスを支持できるか多くの議論をする」と続けたうえ、「いつでも外交的支援をする準備ができている」と話した。


   


posted by manekineco at 05:10| Comment(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする