2019年07月23日

「やみつきになる火鍋の特製スープ」に麻薬を意図的に混ぜていた(中国)


 中国湖北省公安庁が発表した2018年の食品偽装にまつわる摘発・検挙についての報告で、襄陽市城北街にあるレストラン「鮮香魚」が提供していた料理
   「やみつきになる火鍋の特製スープ」
が評判となって、各地から客が訪れていたが、この材料としてアヘンやモルヒネの原材料になる
   有毒で常習性があるケシの実
が使われ、レストランで提供されていたことが明らかになった。

 2018年1月、地元警察はこの店について「変わった味だが、食べるとやみつきになってしまう」という通報を受け、直ちに捜査を開始した。
 料理や火鍋の調味料などを
   湖北省検査検疫局の技術センター
に送ったところ、有毒なケシの実の成分が検出された。
 当局の取り調べでレストラン経営者は、襄陽市高新区の
   調味料卸売店「四季青乾菜城」
からスパイスとケシの実の殻を購入し、火鍋のだしなどに違法に使っていたことを認めた。

 警察では調味料卸売店を捜索し、店の1階と2階の間に
   隠された収納部屋
から12キロのケシの実の殻を見つけ、押収した。


 捜査の結果、レストラン経営者は2016年以降、卸売店の経営者から何度もスパイスとケシの実の殻を購入し、それを混ぜて「特製スープ」を作っていたことが明らかになった。

 金儲けのため、自分の店で提供していただけでなく、襄陽周辺や湖南省、四川省、重慶市などへも販売し荒稼ぎしていたという。

 2018年11月5日、襄陽市人民法院の裁判で、レストラン、卸売店の双方の経営者に懲役6月、罰金3万元(約46万円)が言い渡された。


  
ひとこと

 薬物の販売には死刑など厳罰が行われている中国司法制度を考えると金銭で処理して軽微な扱いとなっており、違和感を覚える。
 胡散臭い飲食店の「秘伝のスープ」の実態だろう。

 行列の並ぶ飲食店への取材をマスコミが行うが、実態はコンプライアンスが出来ているのかどうか不明で、単に視聴率を稼ぐ道具でしかないだろう。

   
  
posted by manekineco at 01:00| Comment(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする