8月の米雇用統計によると、民間部門の雇用者数は
前月比+9万6000人
と3カ月ぶりの低い伸びとなった。
また、前月は13万1000人増(速報値14万8000人増)に下方修正した。
雇用者数の伸びはエコノミスト予想の15万人増に届かなかった。
貿易を巡る不確実性と世界経済の成長軟化が見通しを曇らせており、2会合連続での米利下げに期待が強まりそうだ。
家計調査に基づく8月の失業率は3.7%と前月から変わらずでほぼ半世紀ぶりの低水準だった。
平均時給は前年同月比3.2%増(予想3%増)で前月比では0.4%増(同0.3%増)だった。
非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は2020年国勢調査に向けた臨時政府職員2万5000人の雇用が押し上げ
13万人増
となったが、市場予想16万人増には及ばずだった。
家計調査に基づく8月の失業率は3.7%と前月から変わらずでほぼ半世紀ぶりの低水準だった。
平均時給は前年同月比3.2%増(予想3%増)で前月比では0.4%増(同0.3%増)だった。