2019年11月17日

過信が高まるリスク


 航空自衛隊が先日岐阜基地で航空イベントを実施した際に、現役の戦闘機とともに第5世代戦闘機の実証機である
   ステルス実証機X-2(心神)
を駐機場で披露した。
 これまでベールに包まれてきたスペックが明らかになったと紹介した。

 中国人民解放軍の機関紙「新浪軍事」は、日本の
   X-2(心神)の推力偏向ノズル設計
が中国のJ-10戦闘機に明らかに及ばないとする記事を掲載した。
 
 同機の最大の特色とされてきたのは推力偏向ノズルの技術であると指摘、F-22やSu-57といった第5世代戦闘機で採用されている2次元推力偏向ノズルでも、ロシアが採用する全方位推力偏向技術でもなく、最も古い3次元推力偏向パドル技術を採用していると伝えた。

 この3次元推力偏向パドル技術について、1980年代中期にすでに米国で採用されていた、30年もの歴史を持つ技術だと説明したうえ、推力偏向ノズルの先行者として
   軽便で改装が簡単という利点
がある一方で、「推力の損耗が著しい」という極めて顕著な欠点を持つと解説した。

 中国のJ-10B戦闘機は全方位推力偏向システムの中でも最新のバッフルを採用したことで、燃料噴射効率と動作機構の軽量化を同時に実現したと紹介した。
 続けて、この技術はX-2の推力偏向技術をはるかに上回っている主張したうえ、ある面において、J-10の推力偏向技術はX-2よりも30年リードしているのだと結論付けた。
 
 
ひとこと
 
 中国のこれまでの技術の進化への思い上がった主張が見られる。
 計算上の性能だが、水準を維持するのは難しく、中国の戦闘機の墜落件数を見れば納得できるだろう。ただ、消耗戦を仕掛ける戦術が多いため数で勝られると難しい対応になるが、上海戦での対応を見れば克服は可能だろう。
 
  
    
posted by manekineco at 00:00| Comment(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする