日産自動車のカルロス・ゴーン元会長は日本を出国し、レバノン入りした。
この事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
元会長は会社法違反(特別背任)の罪などで起訴された後、保釈中で公判待ちだった。
なお、元会長は不正行為を否定している。
この事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
元会長は会社法違反(特別背任)の罪などで起訴された後、保釈中で公判待ちだった。
なお、元会長は不正行為を否定している。
ゴーン元会長は今週初めにレバノンの首都ベイルートに到着しており、正式な声明の発表前であることを理由に、この事情を知っている関係者が匿名を条件にメディアの取材で語った。
関係者によれば、元会長は日本で公正な裁判を受けられると確信できず、出国したと主張しているいう。
元会長の日本の弁護士からの発表はいまのところない。
元会長は海外に渡航せず、日本の届け出済みの住所に居住することを条件に今年4月に保釈されたが日本の司法制度の甘さを見抜いての脱出だが、出国手続きで阻止できなかったことは問題だ。
なお、ゴーン元会長のベイルート入りはレバノン紙ロリアン・ル・ジュールが先に伝えていた。