英国と欧州連合(EU)の交渉担当者は年末に移行期間が終了する直前の24日、合意をまとめた。
英国とEUは歴史的な通商協定の合意にこぎ着け、これまで、恐れられていた合意なき移行期間の終了を回避できただけでなうえく、英国は最も近い最大の貿易パートナーであるEUと新たな関係の礎を築いた。
ジョンソン英首相は記者会見で、合意成立は「数十年にわたり英国の政治を悩ませてきた問題を解決した」と述べ、通商合意を巡る英議会での採決は30日を見込んでいると続けた。
なお、必要に迫られた譲歩に関する質問に対し「いいとこ取りはできないと言われた」と話し、「いいとこだけを集めた協定ではないが、現段階で英国に必要なものであると信じていると言明した。