ロシア全土では1月31日に行われた反体制派指導者
アレクセイ・ナワリヌイ氏
の釈放を求める再度の抗議デモg亞拡大している。
ただ、プーチン政権は強硬姿勢を崩さず、モスクワ中心部の封鎖など異例の態勢で封じ込めを図った。
プーチン政権は力で押さえ込む以外に打つ手がなく事態の沈静化に苦慮している状況が続いている。
デモ拡大の背景には長期政権への不満や経済低迷への鬱憤も影響している。
デモの前に治安当局は参加者の拘束を強く警告したうえ、モスクワでは地下鉄駅の閉鎖や金属柵を設置しての通行制限といった策が取られた。
ただ、デモ隊の集結を阻止できず、強制排除する動きが出ている。
これまでのところ拘束者数は全土で5400人を超えた。
アレクセイ・ナワリヌイ氏
の釈放を求める再度の抗議デモg亞拡大している。
ただ、プーチン政権は強硬姿勢を崩さず、モスクワ中心部の封鎖など異例の態勢で封じ込めを図った。
プーチン政権は力で押さえ込む以外に打つ手がなく事態の沈静化に苦慮している状況が続いている。
デモ拡大の背景には長期政権への不満や経済低迷への鬱憤も影響している。
デモの前に治安当局は参加者の拘束を強く警告したうえ、モスクワでは地下鉄駅の閉鎖や金属柵を設置しての通行制限といった策が取られた。
ただ、デモ隊の集結を阻止できず、強制排除する動きが出ている。
これまでのところ拘束者数は全土で5400人を超えた。
ロシアでは昨年の憲法改正で、既に20年間君臨するプーチン大統領が2036年まで大統領の座にとどまることが可能となった。
政治体制が変わらないため、経済の拡大は望めず、国民の間に閉塞感が強まっている。
政治体制が変わらないため、経済の拡大は望めず、国民の間に閉塞感が強まっている。
政権の不正を追及してきたナワリヌイ氏はこうした状況を踏まえ、「20年間でわれわれは貧しくなり、国は衰退した。教育は劣り、医療は貧弱だ」と訴え、抗議デモを呼び掛けてきた。
また、欧米による対ロ制裁に加え、新型コロナウイルスの感染拡大が追い打ちをかた。
ロシア経済には苦境が続いており、ロシア紙・独立新聞は1月23日の前回の抗議デモ後の社説で、デモ参加者にとって、ロシア帰国後に拘束されたナワリヌイ氏の釈放要求は「口実」に過ぎず、「収入減や将来の展望のなさ」に憤っていると指摘した。