2023年04月15日

5月3日の25bp利上げは既定路線

 ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの通貨戦略担当グローバル責任者
   ウィン・シン氏
は顧客向けリポートで「5月3日の25bp利上げは既定路線だ」と指摘した。

 6月の会合までに政策当局者らは複数の雇用関連指標やインフレ統計などを分析するだろうとし、「6月には据え置きの可能性が最も高いかもしれないが、まさにデータの内容次第だ」と続けた。
 
 
posted by manekineco at 08:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

米ドルは対円で1ドル=133円台後半に上昇


 外国為替市場ではドルが主要通貨に対して全面高の展開。
 
 ミシガン大学が発表した消費者調査で、1年先のインフレ期待が約2年ぶりの大幅な上昇となり、追加利上げの観測が高まった。

 米ドルは対円で1ドル=133円台後半に上昇した。

   

posted by manekineco at 08:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

JPモルガンなど大手行決算が金利上昇で好調


 JPモルガン・チェースとシティグループ、ウェルズ・ファーゴの米銀行大手3行は、小規模行を先月破綻に追い込んだ金利の上昇から想定外の恩恵を受けた。

 14日に1−3月(第1四半期)決算を発表した3行はいずれも、3月に破綻した
   シリコンバレー銀行(SVB)
と、地銀の顧客が保険対象外の預金をより安全な場所へ避難する動きにつながった、
 政策金利の引き上げから恩恵を受ける方法を見いだしている。

 高利回り商品を求めて預金者が広範に動くとアナリストは予測していた。
 この予測に反し安全な場所へ避難する動きにつながった。
 
  
 ウェルズ・ファーゴでは純金利収入が同45%増、シティでは同23%増えた。
 シティの債券・通貨・商品のトレーディング収入は予想外に4%増加した。

 シティのマーク・メーソンCFOは10日の電話会議で、最近の金融業界の混乱の中で、企業や中規模事業者からの資金流入には「かなりの粘りがある」と述べた。



 ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は、地域金融機関を巡る懸念がくすぶる中で、銀行からの預金流出は続くとの見方を示した。

 また、「ますます多くの預金が流出しており、ETF(上場投資信託)やあらゆる形態のキャッシュ、MMFに流れている」と指摘したうえ「この種の混乱は、われわれにより多くの機会をもたらすことになる」と続けた。

 大手行は、MMFのような代替資産への預金流出を防ぐために、少し高めの利息を支払う必要があるため、こうした圧力が高まると、銀行は利益を削ることになる。

  

   
posted by manekineco at 07:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ECBの追加利上げが必要


 ベルギー国立銀行(中銀)
   ウンシュ総裁
は13日、米CNBCに対し「方向的には、まだやらなければならない」との認識を明らかにした上、ECBの追加利上げが必要との「強いコンセンサス」があると話し「5月の政策決定まで、インフレ統計の発表がまだあと1回ある。だが、自分の推測では0.25か0.5ポイントだろう」と述べた。
 
 エネルギーや食品といった価格変動の激しい項目を除く「コアインフレ率の数字が大きな要因になる。上昇が続くなら、当然のことながら非常に悪いニュースだ」と続けた。

  
    
posted by manekineco at 06:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする