対話型人工知能(AI)「ChatGPT(チャットGPT)」を金融の世界に適用することを研究した学術論文がまず2本発表された。
初期の結果を見ると、ここ数カ月のブームは正当だったという結果だ。
初期の結果を見ると、ここ数カ月のブームは正当だったという結果だ。
今月発表された2つの論文は、AIを駆使したチャットボットに市場関連の作業をさせた結果をまとめたもの。
一つは米連邦公開市場委員会(FOMC)声明がタカ派的かハト派的かを読み取る課題、もう一つはニュースが特定の銘柄の株価にとってプラスかマイナスかを判断する課題があった。
一つは米連邦公開市場委員会(FOMC)声明がタカ派的かハト派的かを読み取る課題、もう一つはニュースが特定の銘柄の株価にとってプラスかマイナスかを判断する課題があった。
チャットGPTは両方のテストで好成績を上げた。
ヘッジファンド運営会社、英マン・グループ傘下のマンAHLの機械学習責任者
スラビ・マリノフ氏
は「高い期待が現実のものとなった希有な例だ」と述べた。
同社は決算書やレディットへの投稿を読み解くのに自然言語処理と呼ばれる技術を以前から使っている。