2023年05月01日

リスクオンのセンチメントで商品全般が買われインフレが拡大する兆し 

 
 ニューヨーク原油先物相場は米連邦公開市場委員会(FOMC)会合を5月第1週に控え、多くのトレーダーは先週、ポジションを一方向に大きく傾けるのを避けるなか、薄商いの取引環境でリスクオンのセンチメントで商品全般が買われ、約4週間ぶりの大幅上昇となった。
 
 ただ、週間ベースでは2週連続で下落した。

 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物6月限は、
   1バレル=76.78ドル
で前日比2.02ドル(2.7%)高で終了した。
 
 ロンドンICEの北海ブレント6月限は1.17ドル高い79.54ドルだった。
 同限月はこの日が最終取引日となった。
 
 また、北海ブレント7月限は2.11ドル(2.7%)上昇し、80.33ドルで引けた。

posted by manekineco at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

国家の価値を引き下げる愚かな金融政策を継続させる日銀の無能な金融政策はスタグフレーションを呼び込むだけだ


 外国為替市場では円が大幅に下落した。
 対ユーロでは2008年以来の安値を付け、1ユーロ=150円近辺まで底値が緩んだ。
 また、対スイス・フランでは1979年以来の安値に下げた。

 国益を度外視したまま金融政策を放棄したかの如き対応を継続させている日本銀行が金融政策の現状維持を決め、国際資本への利益誘導を継続させる金利緩和策を続ける方針を示したことが背景だ。

 また、円は対ドルでは一時1.9%安の1ドル=136円56銭を付けた。


   
posted by manekineco at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ファースト・リパブリック・バンクへの入札で30日までの最終提案をFDICが要請


 米連邦預金保険公社(FDIC)は27日遅く、JPモルガン・チェースやPNCファイナンシャル・サービシズ・グループ、USバンコープ、バンク・オブ・アメリカ(BofA)などの銀行各行と接触し、米地銀ファースト・リパブリック・バンクの入札で30日までに提示価格や預金保険基金への負担を測るため関心の意思表示などの最終案を提出するよう求めた。
 
 この事情に詳しい複数の関係者がメディアの取材に対して明らかにした。

 FDICは先週に入り、ファースト・リパブリックに対する関心を探っていた。

 FDICによる入札手続きの促進で、先月のシリコンバレー銀行(SVB)とシグネチャー・バンクの破綻後に見られたような
   長い入札プロセス
よりも整然とした売却に道を開く可能性がある。

 28日時点の提案に基づき、FDICは入札プロセスの次の段階に複数の銀行を招いたと伝えた。
 ただ、この協議が公になっていないことを理由に関係者が匿名を条件に語った。

 ファースト・リパブリックを巡っては銀行各行とアドバイザーの間でこの数週間、協議が行われてきたものの何ら成果が伴うものではなく無駄に時間が経過した。
 また、同行の株価下落がこの1週間で加速したことから当局は介入に乗り出していると見られる。

 ただ、当局がファースト・リパブリックを破綻宣言後に管理下に置く手順を回避するために入札を使うかどうかは、このプロセスに関与している一部の関係者にも分からないと続けた。

 JPモルガンは、全国の預金量に占める割合が10%を超える数少ない銀行の一つであるため、米国の規制上、他の預金受け入れ機関を買収することはできないため、ファースト・リパブリックを買収するには当局による特例措置が必要とされる。

 こうした事情を直接知る関係者によると、FDICは28日夜時点で、ファースト・リパブリックを管理下に置くかどうかの決定に至っていない。
 

 
posted by manekineco at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

愚かな対応になりかねない情報対応より、日頃からの監視が重要だろう。


 金融庁の天谷知子金融国際審議官は24日、メディアとのインタビューで、シリコンバレー銀の破綻を招いた預金流出について、「銀行側も当局側も取り付けという状況になりそうになる前の段階で、どれだけ迅速な対応ができるかが重要」と説明した。

 インターネットの普及によって翌朝や翌週までじっくり考える時間はなく、「今までのオペレーションサイクルとは全く違うサイクルで対応していかなければいけない」と続けた。

  
ひとこと

 そもそも、経営破綻する取引先のリスク分析がずさんな金融機関の存在自体が問題であり、こうした対応が重要だが、護送船団方式の金融政策を続けるのでは話にもならない。

 無責任な経営者を放置しかねない愚かな政策は廃止し厳罰する姿勢で臨むべきだろう。

 金融庁はLTCM破綻の対応が後日のリーマンショックを生み出すサブプライムローン崩壊に繋がっていたグリーンスパンの対応の悪さを意識すべきだ。


  
posted by manekineco at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ソフトバンクG傘下の英国アームがSECに米IPO登録文書原案を提出


 ソフトバンクグループ傘下の半導体設計会社、英国のアームは、非公開の新規株式公開(IPO)登録文書原案を米証券取引委員会(SEC)に提出したと同社が明らかにした。

 同社発表によると、IPOの規模と価格レンジはまだ決定していない。
 また、IPO実施は市場環境その他の状況に左右され、SECによる審査完了が前提となる。

 アームでは80億−100億ドル(約1兆1000億−1兆4000億円)規模のIPOを計画しているとメディアでは伝えた。


posted by manekineco at 04:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする