米国投資・保険会社バークシャー・ハサウェイの
チャーリー・マンガー副会長
は英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューで、米国の金融機関は不良債権を抱え込んでおり、米商業用不動産市場でこの先困難が待ち受けていることを示唆していると語った。
チャーリー・マンガー副会長
は英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューで、米国の金融機関は不良債権を抱え込んでおり、米商業用不動産市場でこの先困難が待ち受けていることを示唆していると語った。
バークシャーでは歴史的に、混乱時に米銀行業界を支援してきた。
ただ、シリコンバレー銀行(SVB)とシグネチャー・バンクの破綻後は様子見姿勢を続けている。
理由の一つは、銀行が保有する商業用不動産融資の大規模ポートフォリオに潜むリスクだと説明した。
ただ、シリコンバレー銀行(SVB)とシグネチャー・バンクの破綻後は様子見姿勢を続けている。
理由の一つは、銀行が保有する商業用不動産融資の大規模ポートフォリオに潜むリスクだと説明した。
また、「多くの不動産はもはやあまり良い状態にはない」と続けた。
「オフィスビルもショッピングセンターも、他のさまざまな不動産を見ても、問題を抱えたものが多い。極めて痛々しい状況だ」指摘した。
「オフィスビルもショッピングセンターも、他のさまざまな不動産を見ても、問題を抱えたものが多い。極めて痛々しい状況だ」指摘した。
さらに「米国のあらゆる銀行は現在、不動産融資に対して半年前よりもずっと姿勢を厳しくしている」と付け加えた。
ひとこと
不況時に金融機関に対して融資のジャンプを協商した日本の政治家や官僚の姿勢はより多くの被害を生み出すもであった。
事業を一旦精算し、再起を図る資金を食いつぶす経営者には致命傷となった徳政令は不要だ。