2023年09月11日

国内原子炉は全て3.5世代原子炉に入れ替え、定検工事などでペレットの交換等が不要なモノに変えランニングコストを下げる必要がある。


 中国電力は11日、島根原発2号機(松江市)について、2024年8月に再稼働する予定だと発表した。
 中国電が同原発の再稼働時期の見通しを示すのは初めてのこと。
 
 島根2号機は、東京電力福島第1原発と同型の沸騰水型軽水炉(BWR)で、1989年に運転を開始した。
 東日本大震災における菅政権によるエネルギー確保の思考が欠落した一方的な稼働停止措置により2012年から停止した。
 再稼働に向けて新規制基準に基づく審査を受けている段階にある。
 
 中国電は8月30日付で原子力規制委員会から工事計画の認可を受けた。


ひとこと

 エネルギーの自力確保の観点から見れば、日本の企業が保有する原子炉技術を使った
   AP1000原子炉 など3.5世代の原子炉
にすべて入れ替え安定的な底質のウランが利用できる環境整備を早急に行うべきだ。


posted by manekineco at 13:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

兵站線の維持ができないロシア軍が最終段階に進む入口に入った?


 ロシアの軍事侵攻で領土が侵食され、ウクライナ軍による大規模反抗が続いているウクライナ東部ドネツク州コンスタンチノフカでは6日、ロシアによる地対空ミサイル「S-300」を使った無差別攻撃があり、日中の人出で混み合う商店街が被害を受け、子どもを含む17人が死亡、32人が負傷した。

 また、南部クリビー・リフ中心部で7日、ロシア軍の攻撃があり、1人が死亡、73人が負傷した。
 さらに、ロシア軍は、北東部スムイ州や南部オデーサ州でも大規模なドローン攻撃を仕掛けた。

 こうした攻撃について、ウクライナ国防省情報総局の
   スキビツキー副局長
は「エネルギーインフラに対するロシアの攻撃が9月下旬か10月上旬に開始される可能性がある」と指摘した。

 ウクライナ軍が南部戦線でロシアの防衛線を突破したことで、今後の戦況に及ぼす影響が注目される。

 ロシア軍が気温が低下する季節を利用し、インフラ攻撃でエネルギーの供給不安等を煽って厭戦気分を作り、戦意を低下させる戦術のひとつだ。


 米国のシンクタンク・戦争研究所は7日、米国国防情報局の
   モール分析ディレクター
が「ウクライナ軍が最初の防衛線を突破したことで、2023年末までに、残りのロシアの防御線を突破する現実的な可能性を得た」とを明らかにした。

 また、同分析ディレクターは「ウクライナ軍は第3防衛線にも進出している」と続けた。

 ウクライナ軍は南部ベルボベの西にあるロシア軍の対戦車塹壕と戦車等の移動を妨げる「竜の歯」を越えてきており、顕著な前進を見せている。



 ウクライナ軍で南部作戦を指揮するタルナフスキー司令官は2日付の英日曜紙オブザーバー(電子版)で 「我々は今、第1防衛線と第2防衛線の間にいる」と語った。  

 ロシア軍が反転攻勢に備え、ロシア軍が同州に築いた主要な防衛線は3本ある。
 地雷原や戦車の走行を阻む溝、障害物などから成る強固なラインだった。

 9月1日にはマリャル国防次官が第1防衛線を複数地点で突破したと明らかにした。
 ウクライナ側は8月末に第1防衛線の一端がある南部ザポロジエ州の集落ロボティネを奪還するなどウクライナ軍が同州でロシア軍の1番目の防衛線を複数地点で突破したことを明らかにした。
 6月の大規模反転攻勢の開始から3カ月を迎え、これまで膠着状態にあった戦況が徐々に動き、ロシア軍の重要拠点である要衝トクマク攻略が視野に入った。

 ロシア政府は極東ウラジオストクで4日間の日程で「東方経済フォーラム」を開催する席で、プーチン大統領と北朝鮮の金正恩総書記が12日にも会談を行う可能性が報じられている。

 この会談により、金総書記の訪ロ実現により、ロシアが友好国との結束を誇示し、不足する武器の調達を図る狙いがあると見られる。

 ただ、北朝鮮の建国75年の記念行事に出席するため、8〜10日に北朝鮮を訪問していた中国の
   劉国中副首相
が北朝鮮の金正恩総書記と平壌で会談し、「食料や医療の分野」で北朝鮮を支援する考えを示した。

 中朝間の貿易では新型コロナウイルス対策を理由にした国境封鎖を約3年7カ月ぶりに解除したばかりだ。
 中国が北朝鮮を民生面で支えていく姿勢を示した。

 北朝鮮側としては中国、ロシアとの連携を強めたい考えで、ロシアとは軍事面での協力を進め資金や技術の確保を目論んでいる。
 しかし、中国政府としては核兵器の開発や運搬技術を北朝鮮が確保することは中国への攻撃も可能となることを意味している。
 そのため、中国政府も北朝鮮の核兵器の性能向上を懸念しており、暴走を止めるべく食料等の支援を明らかにしたともいえる。

 ロシアとの間では、北朝鮮がウクライナに侵攻したロシアに武器供与を行う可能性が懸念されている。
 サリバン米大統領補佐官は5日、「北朝鮮がロシアに武器を提供すれば代償を払うことになる」と厳重に警告した。


   
posted by manekineco at 09:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

訪朝している中国副首相が金正恩氏と会談し、北朝鮮に「食料と医療」で支援

  
 中国の劉国中副首相が北朝鮮の金正恩総書記と平壌で会談した。
 中国国営の新華社通信は10日、中朝首脳会談で食料や医療の分野で北朝鮮を支援する考えを示したことを伝えた。
 劉氏は北朝鮮の建国75年の記念行事に出席するため、8〜10日に北朝鮮を訪問していた。
 
 新華社によると、劉氏は金氏との会談で「中国は中朝の伝統的な友誼を重視し、中朝関係が絶えず発展することを願っている」と強調したと伝えた。
 また、「農業と医療衛生は重要な民生事業であり、中国はこれらの分野で北朝鮮と交流や協力を深めたい」と続けた。

 劉氏の発言は、新型コロナウイルス対策を理由にした国境封鎖を約3年7カ月ぶりに解除したばかりの北朝鮮を、中国が民生面で支えていく姿勢を示した。

 これに対して、金氏は「中国との友好協力関係を一段と発展させたい」と語ったという。
 ただ、北朝鮮は中国、ロシアとの連携を強めたい考えで、ロシアとは軍事面での協力を進めていると指摘されている。

   
ひとこと

 もともと、朝鮮半島は中国王朝により朝貢が続けられた国であり、朝貢により国家の体制を維持してきたとも言える。
 ハングル語も李氏朝鮮の両班が用いたものであり、李氏朝鮮時代の朝鮮では一般国民が反抗できないよう9割以上が文盲であったという。
 実際に一般国民がハングル語を読めるようになったのは日韓併合後に日本政府が行った識字率の向上など義務教育が徹底され、ハングル語を教え込んだ以降の話だ。


     
posted by manekineco at 06:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジフテリアが北部山岳地帯で再燃、ハザン省とディエンビエン省で死者

  
 ベトナム山岳地帯東北部地方ハザン省と西北部地方ディエンビエン省では19世紀から20世紀初頭にかけて罹患率・死亡率が特に高かった
   ジフテリア
の感染が複数確認され、死者も出ているという。

 20年ぶりにジフテリア感染者が確認されたハザン省では、これまでに感染者数が30人以上となっている。
 このうちフモン族(別称:モン族=ミャオ族)の少年V・M・D君(15歳)が8月24日にメオバック郡(huyen Meo Vac)医療センターで死亡が確認された。
 同省医療当局は隔離施設を設置し、感染者の治療を行っている。

 ハノイ市の中央衛生疫学研究所と中央小児科病院の医師らも同省で治療に当たっている。


 ディエンビエン省では、4月30日から5月21日までの間にディエンビエンドン郡プーニー村(xa Phu Nhi, huyen Dien Bien Dong)で感染者2人が確認され、このうち1人が死亡した。

 ベトナムにおいてBグループの感染症にジフテリアは分類されている。
 ジフテリアワクチンは既に国家ワクチン予防接種プログラムに導入されており、国内では罹患率が低い水準に収まっている。

 最近は遠隔の山岳地帯で罹患率が増加傾向にあるという。


   
posted by manekineco at 06:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ソフトバンクGのアームIPOに対し、募集の5倍を超える申し込み(FT紙)


 ソフトバンクグループによる傘下の英半導体設計会社
   アーム・ホールディングス
の新規株式公開(IPO)には、募集の5倍余りの申し込みがあると、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が投資家へのオファーに関わっている匿名のバンカーらを引用して報じた。 

 
   
posted by manekineco at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする