米国ニューヨーク原油先物相場は反発し、1バレル=90ドルを上回って引けた。
終値で90ドルを超えるのは昨年11月以来のこと。
世界の原油消費が記録的な水準となる中、サウジアラビアとロシアが供給を削減していることが価格の大幅上昇につながった。
国際エネルギー機関(IEA)は13日、サウジとロシアによる供給削減によって「大幅な供給不足」が生じ、価格変動が再び大きくなる恐れがあると警告した。
12日には石油輸出国機構(OPEC)が、原油市場は10−12月(第4四半期)に日量300万バレル超の供給不足に直面するとの見通しを示している。
実際にそうなった場合は少なくとも2007年以来最大の供給不足となる可能性があるとの分析も広がっている。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は
1バレル=90.16ドル
と前日比1.64ドル(1.9%)高で終了した。
また、北海ブレント11月限は1.82ドル上げて93.70ドルだった。
12日には石油輸出国機構(OPEC)が、原油市場は10−12月(第4四半期)に日量300万バレル超の供給不足に直面するとの見通しを示している。
実際にそうなった場合は少なくとも2007年以来最大の供給不足となる可能性があるとの分析も広がっている。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は
1バレル=90.16ドル
と前日比1.64ドル(1.9%)高で終了した。
また、北海ブレント11月限は1.82ドル上げて93.70ドルだった。
原油価格は6月下旬以降に30%余り上昇した。
トレーダーらは下落の可能性に身構えているが、商品市場に流れ込んだ資金は安価に。相対力指数(RSI)などのテクニカル指標は、先物が買われ過ぎの領域付近にあることを示している。
トレーダーらは下落の可能性に身構えているが、商品市場に流れ込んだ資金は安価に。相対力指数(RSI)などのテクニカル指標は、先物が買われ過ぎの領域付近にあることを示している。