NY時間為替市場では円が対ドルで心理的節目の150円を下回った直後に一転して急伸した。
円下落に歯止めをかけようと、日本当局が介入を実施しているとの観測が市場に流れた。
円は米求人件数の発表後に昨年10月以来の安値となる1ドル=150円16銭まで下落したが、そこから数秒間で約2%上昇し、147円43銭まで急反発した。
日本当局の介入の可能性が市場に流れたものの公式に確認されるまでは分からない。
ただ、円相場の底を確認した動きが、市場介入で反発したものの、強さは不明であり、繰り返し売りで底の強さを見てくるため、介入はやや弱いようにも見える。
これまで欧米の投資家の懐に潤沢に蓄えられた資金を吸い上げて日本に戻してもらうためには3円から5円程度までの値幅で円を買うなかで保有してきた米ドルを売り抜け、異次元の金融政策などという国際資本への利益供与的な行為を継続させたことで日本国民が貯蓄していた資産が弄ばれ300兆円以上の価値が低下してしまっている。
この円安からの反転を利用して、これまでに吐き出された資産の回収を最優先すべき好機だ。
円安からの反転の繰り返しで保有する米国債や米ドルのポジションを減少させ、保有ポジションを改善しているとすれば支持すべき状態であり、無能な過去の所業から言えば変化させた対応を隠密裏にすすめて居れば問題はない。
ただ、過去と同様に何も出来ずに円高に至る流れであれば、忖度しすぎた口先だけの「阿呆の集団」であり、恥ずべき輩ということになる。
まあ、全総裁の黒田が、初期の手法の効果をいつまでも続けた結果、最後は成れの果ての如き、全ての成果を霧散させて害悪のみが目立つ存在となり、最悪の結末で退任したともいえる。
同じ轍を踏むことなく成果を上げることを期待したいのだが、持ち上げすぎになるかも…
posted by manekineco at 16:08|
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