イスラエルが24時間以内に退避するよう通告した。
これを受け、パレスチナ自治区ガザ北部では車や徒歩で南部を目指す住民が道路に殺到している。
ただ、こうした中でもイスラエル軍の空爆は続き、北部ガザ地域からのパレスチナ人を攻め立てて追い出す動きを強めており、地上侵攻が迫っているとの懸念は深まっている。
国連はガザ北部に住む100万人前後の市民をイスラエル側が求めるよう南部に避難させるのは不可能だと指摘している。
イスラエル軍の侵攻は破滅的事態が発生する恐れがあると警告した。
入植地を求めるイスラエルの政治的な動きであり、計画的ですらある。
イギリスからの独立を目論んで無差別テロを繰り返し、イギリスが放棄したことでテロ国家イスラエルが成立していると言った背景を考えれば、パレスチナ人の土地を収用すべく、法律を作り追い出し、劣悪な環境に追い込んで民族浄化などを実行しており、ガザ地区の収奪を目論んだ作線に見える。
イスラエル軍によるガザ地上侵攻は「差し迫っている」と、ポリティコがイスラエル当局者2人の話として伝えた。
ただ、当局者の名前は明示していないが侵攻は数時間内、ないし数日内に始まる見通しだと伝ええている。
ガザを実効支配するイスラム組織ハマスはイスラム世界全体に決起を求めたうえ、反イスラエルの大規模デモを13日に実施するよう呼び掛けた。
また、ハマスが先週末にイスラエルに仕掛けた攻撃では1300人が死亡し、イスラエルのガザに対する報復攻撃では1500人余りが死亡した。
ハマスは米国と欧州連合(EU)がテロ組織に指定している。
ひとこと
ハマスには政治的な統治能力はなく、今回の戦闘前にはパレスチナ人の反ハマスのデモがガザ地区で繰り返されていた。そのため、反発の目を外部に向けさせるための勝利の目論見もなく戦闘を始めた可能性が高い。火器弾薬類の補給は手持ちの量だけであり、イスラエル軍の侵攻に対しては肉弾戦となり、苛烈な戦闘が続き戦闘員の消耗が両軍に増えていくだけだろう。
posted by manekineco at 06:43|
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