米国人がハマス攻撃以来29人が死亡し15人は行方不明

　米国務省は14日遅く、ハマスの攻撃開始以後、イスラエルでの暴力で少なくとも米国人29人が死亡したことが確認されたと発表した。
　
　また、米国民15人と合法永住者（ＬＰＲ）１人が行方不明になっていることも把握しているという。

　　

　　

米国が２隻目の空母を派遣へ

　米国のオースティン国防長官は声明で、イスラエルを支援するため空母「ジェラルド・フォード」に続き「アイゼンハワー」を中心とする空母打撃群を地中海東部に派遣すると発表した。

　なお、今回の派遣は「イスラエルの安全保障に対する米国の完全なコミットメントを示すものであり、この戦争をエスカレートさせようとする国家もしくは非国家の主体を抑止するわれわれの決意を示すものだ」と表明した。
　
　　　
ひとこと
　
　ウクライナでのロシア軍支援をするといった視点からも東地中海に空母２隻を中心とした打撃群を展開することは意義がある。

　　

海路での米国民のイスラエル出国を米国政府が支援

　在イスラエル米国大使館のウェブサイトに掲載された声明によると、米政府は有効な旅券を持つ米国民とその家族が16日にハイファからキプロスへ向け海路で出国するのを支援するという。
　
　
　　　

事前に情報をモサドがつかんだうえ攻撃させた背景が気になるところ。

　イスラエルの経済文化の中心で人口第2位の都市テルアビブやイスラエル南部に向けて夜間にロケット弾が発射された。
　この攻撃に対してイスラエル国防軍はガザ北部とその周辺の標的を攻撃した。
　ロケット弾攻撃による被害状況はすぐには分かっていない。

　また、イスラエル政府はパレスチナ自治区ガザを実効支配しているイスラム組織ハマスによる７日の攻撃の２時間前には情報機関モサドなどから、ガザで何かが起きているという情報があったことを初めて認めた。
　
　これは白人至上主義者で、原油や鉄鉱石の輸出禁止措置をはじえｍ排日政策を強化し続けていた米国のルーズベル大統領が事前に日本軍が真珠湾攻撃の情報を持っていながら、欧州におけるドイツ軍との英仏との戦闘状態に参戦していくために意図的に現場に伝えずに攻撃させた状況と似ているようにも見える。

　なお、米国は米国民のイスラエル出国を支援するためハイファを16日に出航する船を用意する。