日経平均は米景気懸念広がり2000円安 長期金利も１％割れ

　日本市場では２日、株式相場が大幅続落し、日経平均株価は一時2000円以上下げた。

　相次ぐ経済指標の悪化で米国景気の先行き懸念が広がっており、投資家の間でリスク資産の保有を減らす動きが活発化している。
　業種別33指数は全て安く、東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）はこのまま取引を終えると直近高値からの下落率が10％に達し、テクニカル分析上は調整局面入りとなる。

　債券相場は大幅上昇した。
　新発10年国債利回りは１％の大台を割り込み、６月20日以来の水準にまで低下した。
　円相場はリスク回避の動きから対ドルで一時148円台後半まで上昇した後、実需のドル買いも入って149円台前半で推移している。

　１日の米国金融市場で発表された先週の新規失業保険申請件数がほぼ１年ぶりの水準に増加し、労働市場の減速を示唆。米供給管理協会（ＩＳＭ）の７月の製造業景況指数は８カ月ぶりの大幅な活動縮小となり、雇用指数は４年ぶりの低水準となった。
　景気の先行き不安で同日の米長期金利は半年ぶりに４％を割り込み、米国株は半導体などテクノロジーセクター中心に大きく下げた。

　投資家の不安心理の高まりは恐怖指数と呼ばれるシカゴ・ボラティリティー指数（ＶＩＸ）の動きにも表れており、一時19台と４月以来の高水準に達している。　
　
　　
ひとこと
　他人事のような官房長官の発言では日本経済が回復どころが底が抜ける事になりかねない。
　そもそも、経済政策を円高にするのであれば内需拡大等に変える必要があるが、欧米の投資会社の示す方向にしか意識が回らないのでは尻をついていくだけの愚かさでしかない。
　　　　
　　

中国政府系とみられるハッカー集団、台湾政府関連研究所に不正侵入か

　ネットワーク機器メーカーの米シスコシステムズのサイバーセキュリティー研究者らが１日、中国政府との関係がある

　　　ハッカー犯罪集団
が、コンピューティングを専門とする台湾政府系研究所からパスワードと文書を不正に取得したことを明らかにした。

　シスコの脅威インテリジェンスグループ「タロス」はブルームバーグ・ニュースに独占的に提供した報告書で、ハッカー集団は2023年７月にこの研究所にアクセスした後、マルウエアの一種を使用したと説明した。
　このマルウエアは中国を拠点とするグループの間でしかほぼ使われていないという。

　シスコは他の技術も考え合わせると、ハッカー集団は中国政府と連携する「ＡＰＴ４１」の一部だと「中程度に確信」できると指摘した。
　なお、米当局はこのグループを中国国家安全省と関連付けている。

　この攻撃は中国によるハッキングが台湾にもたらし得るリスクを浮き彫りにしているものの、当然ながら。中国政府はこうしたサイバー攻撃への関与を一貫して否定してきた。

　　　

ジェフリー・ウェイン・グリーンバーグ（Jeffrey Wayne Greenberg） アクイライン・ホールディングスの会長

ジェフリー・ウェイン・グリーンバーグ

　　　　　　　　（Jeffrey Wayne Greenberg）

　　　1951年生まれ

　米国の弁護士、ビジネスエグゼクティブであり、1999年から2004年まで

　　　マーシュ・アンド・マクレナン・カンパニーズ

の会長兼CEOを務めた。

　グリーンバーグは、コリンヌ・フィリス（旧姓ザッカーマン）とアメリカン・インターナショナル・グループ（AIG）の元会長兼CEOモーリス・R・グリーンバーグの息子として生まれた。

　コネチカット州のチョート・ローズマリー・ホールに通ったのち1973年にブラウン大学で学士号を取得し、1976年にジョージタウン大学ロースクールで法務博士号を取得した。

　
　グリーンバーグは卒業後、多国籍専門サービス会社

　　　マーシュ・アンド・マクレナン

でビジネス・キャリアをスタートさせた。

　9月11日の同時多発テロでは、295人のスタッフが死亡した。

　グリーンバーグは当時、マンハッタンのミッドタウンにある同社の本社にいて、「マンハッタン南部を一望できる」場所で、「ワン・ワールド・トレード・センターから煙が上がり、 2つ目のタワーから火の玉が噴き出す」のを目撃した。

　直後、グリーンバーグは危機に対する同社の即時対応を指揮した。

　グリーンバーグ氏は、当時のニューヨーク州司法長官

　　　エリオット・スピッツァー氏

からマーシュ・マクレナン社が

　　　巨額の賄賂計画

を行ったとして告発された後、同社のCEOを辞任した。

　スピッツァー氏は「あの会社の経営陣は私が話をしたり交渉したりするような経営陣ではない」と述べ、経営陣の交代を要求した。

　2012年、ファイナンシャル・タイムズは「グリーンバーグ氏は不正行為で告発されることはなかった。

　ただ、スピッツァー氏は後に売春スキャンダルに巻き込まれた」と報じた。

　グリーンバーグは自身が設立したプライベートエクイティ会社

　　　アクイライン・ホールディングス

の会長を務めている。

　また、外交問題評議会の会員であり、ブルッキングス研究所の理事を務め、ブラウン大学の法人の役員も務めた。

　グリーンバーグは1998年以来、ニューヨーク・プレスビテリアン病院の理事会に所属している。

　
　グリーンバーグはジャーナリストのニッキ・フィンケと1980年に結婚した。

　なお、夫婦は1982年に離婚した。

　　　　

ダイアモンドバック・エナジー(Diamondback Energy, Inc.) テキサス州ミッドランドに本社を置く原油・天然ガス探査会社、生産会社

ダイアモンドバック・エナジー

　　　　　(Diamondback Energy, Inc.)

　米国テキサス州ミッドランドに本社を置く原油・天然ガス探査会社、生産会社

　生産量　1日あたり375,000バレル（2,290,000 GJ）（2021年）
　収益　67億9,700万米ドル（2021年）
　営業利益　65億ドル（2022年）
　純利益　21億8,200万米ドル（2021年）
　総資産　228億9,800万米ドル（2021年）
　総資本　132億4,500万米ドル（2021年）
　就業者数　870人（2021年）
　

　ダイアモンドバック・エナジーが保有する埋蔵量はすべてパーミアン盆地にある。

　2020年12月31日現在、同社は推定証明埋蔵量が17億8,800万バレル（ 1.094 × 1010GJ ）の石油換算量で、そのうち52%が石油、24%が天然ガス、24%が天然ガス液である。

　2024年2月現在、フォーチュン500の400位にランクされている。

　2007年12月にパーミアン盆地で4,174エーカーの土地を取得し、事業を開始した。

　2012年10月、同社は新規株式公開により公開会社となり、1株当たり17.50ドルで普通株12,500,000株を発行した。

　2017年3月、同社は

　　　ブリガム・リソーシズ

から25億5000万ドルで資産を買収した。

　2018年10月、同社は

　　　Ajax Resources

の資産を12億5000万ドルで買収した。

　2018年11月に同社はEnergenを買収した。

　2021年2月、同社は

　　　Guidon Resources

からリース権益と資産を現金3億7,500万ドルと株式1,068万株で取得した。

　2021年3月に同社は

　　　QEP Resources

を買収した。

　2023年のブルームバーグのニュース記事によれば、同社と

　　　パーミアン・リソーシズ

がパーミアン油田でのガス燃焼増加の主な原因であると特定された。

　2024年2月、ダイアモンドバック・エナジーと

　　　エンデバー・エナジー・リソーシズ

が合併に向けて最終協議中であると報じられた。

　合併により500億ドル以上の価値がある石油・ガス大手が誕生することになった。

　
　2024年1月、ダイアモンドバック社と他の米国の石油・ガス生産者7社が、シェールオイルの生産を制限するために

　　　違法な価格操作

を行い、米国のドライバーが競争市場よりも高いガソリン代を支払うことになったとして集団訴訟が提起された。

　　　　

プロデッジ(Prodege, LLC ) カリフォルニア州エルセグンドに拠点を置くアメリカのオンラインマーケティング、消費者投票、市場調査会社

プロデッジ(Prodege, LLC )

　カリフォルニア州エルセグンドに拠点を置くアメリカのオンラインマーケティング、消費者投票、市場調査会社

　同社は、 Swagbucks、MyPoints、InboxDollars、CouponCause、Tada、Ysense、Upromise、Pollfishな​​ど、さまざまなブランドで消費者特典や投票プログラムを開発している。

　プロデッジ、起業家の

　　　ジョセフ・ゴロウィッツ(Josef Gorowitz)

によって2005年にカリフォルニア州トーランスで設立された。

　当初、検索プロバイダーと提携して、慈善寄付金を集めるプラットフォームを構築した。

　慈善団体の支援者は、ホワイトラベルのWebブラウザーを使用してネットサーフィンやショッピングをしながら、慈善団体のためにお金を稼ぐことができた。

　同社は、ファンのオンライン活動から収益を得る方法として、ブランドにカスタムブラウザーを提供し始めた。

　初期の顧客には、グリーンベイ・パッカーズのフットボールチームや歌手のカニエ・ウェストが含まれていた。

　2008年2月、プロデッジは共同設立者のジョセフ・ゴロウィッツとスコット・デュデルソンの指揮の下、オンライン報酬ポータル

　　　Swagbucks.com

を立ち上げ、ウェブサイトネットワーク全体での活動に対して獲得できるデジタル通貨として

　　　Swag Bucks (SB)

を導入した。

　顧客はショッピングやオンラインゲームのプレイによりSBを獲得し、ギフトカードやその他の商品と交換できるポイントを獲得するというものであった。

　2013年1月、プロデッジの創設者ヨゼフ・ゴロウィッツは、元ショップジラおよびファンダンゴのCEO

　　　チャック・デイビス

を同社の取締役会長に任命した。

　2014年5月、Prodegeは、

　　　テクノロジー・クロスオーバー・ベンチャーズ（TCV）

がSwagbucksやその他のポートフォリオブランドの親会社であるProdegeに6000万ドルを投資したことを発表した。

　また、Prodegeはチャック・デイビス執行会長を新しいCEO兼会長に任命し、ジョセフ・ゴロウィッツが創設者兼社長に就任した。

　2014年5月、映画チケット販売業者ファンダンゴのCEOを務めていたTCVベンチャーパートナーのチャック・デイビスがProdegeのCEOに就任した。

　2014年7月、Prodegeは、ジェイソン・フェファーが設立したオンライン投票技術プラットフォームであるSodaHead.comの買収を発表した。

　SodaHead.comのCEOであるクリス・ドミンゲスと創設者のジェイソン・フェファーが、この買収によりProdegeの経営幹部チームに加わった。

　2016年4月、Prodegeはオンラインサービス企業NetZeroとJuno Online Servicesの合併により設立されたUnited OnlineからポイントサイトMyPointsを買収した。

　2017年8月、同社はコロラド州グリーンウッドビレッジに拠点を置くキャッシュバックショッピングおよびクーポンサイトShopAtHomeを買収した。

　同社は2019年5月に、米国、カナダ、英国でポイントサイトを運営するミネソタ州に拠点を置くコッターウェブ・エンタープライズを買収した。

　7月には、プロデッジはオンラインの地域サービス取引会社グルーポンと提携し、顧客向けの地域商店ポイントカードプログラムを開発した。　

　2020年までに、Prodegeの製品のユーザー数は1億2000万人を超え、2019年時点では開始以来ユーザーに7億2500万ドルの報酬をもたらした。

　2020年2月、Prodegeはデジタルクーポン会社

　　　CouponCause

を買収した。

　同年5月には、Prodegeは学生ローン会社

　　　Sallie Mae

から、大学資金の貯蓄に重点を置いたロイヤルティプログラムであるUpromiseを買収した。

　ProdegeはIsometric SolutionsおよびPanel Consultingと提携し、2020年ジョージア州上院選挙中にトーマス・ミラーが作成した政治予測であるPrediction Surveyの世論調査を提供した。

　2021年5月24日、ShopAtHome.comはTada.comとしてリニューアルされた。

　2022年2月、ProdegeはDIY市場調査プラットフォーム

　　　Pollfish

を買収した。

　2022年7月、プロデッジは2011年に設立され、もともとニューヨーク市に拠点を置いていたデジタル広告サービス会社である

　　　アドゲートメディア

を買収した。