アバディーン(Aberdeen Strategy and Research)
国際的なマーケティング情報会社
米国マサチューセッツ州ウォルサムに本社があり、コネチカット州ウィルトンにも米国オフィスがある。
また、ヨーロッパではヴェルサイユ(フランス)、マドリード(スペイン)、チャートシー(イギリス)の3か所にオフィスを設置している。
アバディーンはもともと1988年に、企業データを活用して
データガバナンス
を活用し、企業のビジネス上の意思決定を支援するために設立された。
その後、2006年9月にハート・ハンクス、2015年4月にハルヤード・キャピタルの2社に買収された。
同社は当初、B2Bマーケティング担当者や営業チーム向けにテクノロジー業界のデータと予測分析を提供していた。
2018年現在はマーケティングと営業向けのターゲットを絞った意図データを提供している。
2016年から2018年にかけて、当グループはB2Bの人口統計および意図ベースのデータを提供するBomboraと提携した。
2017年10月30日、マーク・オソフスキーがアバディーンの最高経営責任者および取締役会メンバーに就任し、ゲイリー・スキッドモアがアバディーンの会長に就任した。
2018年12月、アバディーンはインテントデータプロバイダーである
ビッグウィロー
を買収した。
ビッグウィローは、120億を超えるウェブページで37億のデバイスIDを追跡することでデータを収集している。
この買収により、アバディーンは特定の企業の所在地とターゲットの連絡先タイトルを提供できるようになり、意図データの提供を強化することができた。
買収の一環として、ビッグウィローのCEO
チャーリー・タージアン
がアバディーンの社長兼最高イノベーション責任者に就任した。
また、tビッグウィローのCOOであるキース・ブラックウェルがアバディーンのCOOに就任した。
2020年11月24日、スパイスワークス・ジフ・デイビスがアバディーン・グループを買収した。
アバディーン社が収集・分析するデータの一部は、さまざまなレポートで公開されている。
アバディーンのレポートの1つである「ビデオマーケティングの影響」では、潜在顧客を引き付けるためにビデオコンテンツを使用したマーケティング担当者は、ビデオコンテンツを使用していない企業よりも前年比で会社の収益が49%速く成長したことが示されている。
さらに別のレポート「ビデオを使用したマーケティングの拡大するメリットを理解する」では、ビデオマーケティング担当者は年間66%多くの適格リードを獲得し、ブランド認知度が54%増加したと報告されている。
posted by manekineco at 07:00|
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