2015年07月10日

元エリートFBI捜査官の転落人生、押収した麻薬で中毒に

 
 

 
 前途有望な米連邦捜査局(FBI)のエリート麻薬取締捜査官が、証拠品として押収した麻薬に手を出し、薬物中毒に――米ワシントンD.C.(Washington D.C.)の連邦地方裁判所は9日、この元捜査官に対し、証拠品の横領などで禁錮3年の判決を下した。
 
 マシュー・ローリー(Matthew Lowry)被告(33)は、捜査で証拠品として押収されたヘロインを横領し、その結果、麻薬密売の容疑で逮捕された約30人が証拠不十分で起訴できなくなったとされる。

 横領発覚後、被告は捜査官の職を解かれた。
 
 
 ローリー被告の凋落(ちょうらく)は、潰瘍性結腸炎がきっかけで始まったという。
 
 
 被告の弁護士は、慢性的な痛みを抑えるため鎮痛剤に依存していたのが、FBIの任務を遂行する中でヘロイン中毒へと移行したとAFPに説明した。


 「被告は、大規模な麻薬密売組織の捜査を続ける中で体調を整えようとして、ヘロインを使った」「高揚感を得るためではなく、仕事を頑張るためだった」などと述べた。

 1歳半の子の父親でもあるローリー被告は、警察官だった父親に憧れてFBI捜査官を目指した。
 
 
 FBIアカデミー(訓練学校)を優秀な成績で卒業し、わずか3年でエリートコースである麻薬取締捜査官に抜擢された。
 
 上司からも信頼を得ていたが、捜査で押収したヘロインを数か月にわたって少量ずつ盗んでいた。

 ローリー被告のヘロイン横領が発覚したのは昨年9月のこと。


 ワシントンの麻薬密売で悪名高い地区で、麻薬を使用して酩酊しているところを発見されたのだ。

 法廷に提出された証拠資料によると、まともに話せない状態だったという。燃料切れで放置されていた被告の車の中からは、被告が関わった捜査で押収されたヘロインの痕跡が、空の証拠物件袋とともに見つかった。

 今年3月、ローリー被告は司法妨害、記録の改ざん、ヘロイン所持など64件の罪で起訴され、起訴事実を認めた。9日の判決公判では、涙ながらにFBIの元同僚や米政府に謝罪し、自身の行為に「全面的な責任がある」と述べた一方、判事に「寛大な判断」を求めた。被告には最高で禁錮7年が言い渡される可能性があった。 
 
 
 
 
 
ひとこと
 
 慢性的な痛みを和らげる目的でFBI捜査官が麻薬類を使用するのだろうか...
 エリートだがメンタル的に弱い者が捜査官になれるということがそもそも問題だろう。
 
 
 
 
  
     
posted by manekineco at 19:39| Comment(0) | 株の動き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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