アフガニスタン軍は1日、北部の要衝都市クンドゥズ(Kunduz)を旧支配勢力タリバン(Taliban)から奪還した。同国政府が発表した。同市は先月28日から3日間にわたってタリバンの制圧下にあり、米軍の空爆の支援を受けた治安部隊との間で激しい戦闘が続いていた。
アフガニスタン内務省のセディク・サディキ(Sediq Sediqqi)報道官は、マイクロブログのツイッター(Twitter)への投稿で「(アフガニスタン軍の)特殊部隊が現在、クンドゥズ市を支配している。街は奪還され、テロリストは排除されているところだ。敵は甚大な人的損害を被った」と発表した。
クンドゥズの住民がAFPに語ったところによると、同市では前夜から激しい爆撃が続いた後、アフガニスタン軍が1日に市中心部まで到達した。路上にはタリバン戦闘員の遺体が多数あるという。ただ、市内の一部地域では現在もタリバンが抵抗しており、戦闘が続いているという。
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