2015年10月04日

将来の生産維持のため油井の初期生産を制限


 カナダの石油生産会社エンカナは、シェールオイルブームが確実に続くことを望んでいる。
 

 米国のノースダコタ州やテキサス州の盆地ではエンカナをはじめ初期生産を制限する生産会社が増加しているようだ。


 シェールオイルの掘削企業は、生産の経年的減少を緩やかなものとし、最終的により多くの原油を生産できるよう、初期に大量の原油を生産しないようにしている。


 こうした戦略はシェールオイル生産の最大の利点の一つを犠牲にしている。



 初期に大量の原油を生産すれば投資を早期に回収可能となり、各社は新規プロジェクトに資本を投入することが可能となり多くの資産を有効活用できるためだ。


 ただ、原油価格の低迷にける資産の価値の保有を考えエンカナなどは代わりに将来の生産がより安定するよう計画しているようだ。

 そうなれば、各社は生産を維持するためだけに常に掘削を 続ける必要がなくなる。



 









  

posted by manekineco at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック