AP通信の9日付報道によると、2015年にイスラム教の聖地メッカで、大巡礼の最中に発生した将棋倒し事故で出た死者は少なくとも1399人、サウジアラビア政府が発表した死者数を630人上回った。
また、この事故では数百人が行方不明となり、最終的な死者数は不透明である。
サウジアラビア政府はこれに先立ち、メッカの将棋倒し事故で死者が769人、負傷者が934人だったと発表した。
体力と知力がある限り、すべてのイスラム教徒は一生に少なくとも一度はメッカ巡礼を行うことが義務付けられているという
ひとこと
過去にも、起きている事故だが、今回は規模が大きい。
宗教警察などの対応が後手に回っているような状況にも見える。
イエメンのフーシー派との戦闘で兵員を地上戦で投入しているため、警備に回す要員が足りなくなり、手がかけられないのかもしれない。
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