2015年10月12日

デイリー・ミラー 英国の主要な日刊タブロイド紙


 アルフレッド・C・W・ハームズワース(後の初代ノースクリフ子爵)が1903年に女性のための新聞として創刊した。
 しかし、成功せず、すぐ編集方針を変えて絵と写真を多く載せるようになったことから、発行部数は劇的に増えた。


 第二次世界大戦時には、日本軍の攻撃によりシンガポールを失うなどの大英帝国の軍隊の大敗の責任が
   ウィンストン・チャーチル首相
にあるとして痛烈に批判したため、政府により発禁処分を受けそうになった。

 ノースクリフ卿は1913年にこの新聞を弟の
   ハロルド・ハームズワース(後の初代ロザミア子爵)
へ売却した。

 その後、経営者の財政的な理由等から売却が繰り返され、いくつかのオーナーの手を経て1984年に
   ロバート・マックスウェル
によって買収された。


 1999年以降は Trinity Mirror が所有、本拠地をワン・カナダ・スクウェアというロンドン東部(カナリー・ワーフ)の高層ビルに構えている。

 
 1990年代にルパード・マードック傘下の大衆紙サン紙から読者を奪うため内容が世俗的になった。

 このことは非難が集まる結果となったが、販売部数からみれば成功する水準までには至っていない。

 赤色はタブロイド紙の表紙によくみられる低俗で刺激的な記事の見出に使われる色のため題字を赤から黒に変更した。

 そして有名人の暴露記事より固い内容が中心と変化したが、必ずしも成功したとはいえない。

 
 記事内容は中道左派の編集方針をとっている。


 2003年に英米のイラク侵攻に対してイギリスで唯一異議を唱えたタブロイド紙でもある。

 2004年5月にイギリス軍の兵士がイラクの囚人を虐待しているとされる写真を載せ、のちに写真は捏造されたと証明されたため当時の編集長のピアーズ・モーガンが5月14日に解雇されている。

 現在の編集者はリチャード・ウォレスである。  




ひとこと

 メディアの広がりも特定の集団が情報を操作し、意識をコントロールする可能性は高い。

 ネット社会でも自由に情報を発信できるが、情報がコントロールされれば人の意識を掌の中に置くことも容易だ。

 信頼されるメディアが偏向的な報道を流せば、情報に対する信頼を失う者と騙される者が存在することとなる。

 騙された人が幸せかどうか...





    

  
     
  
       



  
    
posted by manekineco at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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