米国財務省のシーツ次官(国際問題担当)は30日午後、欧州中央銀行(ECB)による31日のギリシャの大手4行のストレステスト(健全性審査)結果発表を前に、ギリシャの大手銀行の経営基盤は今や健全化しつつあり、ギリシャはこれから金融セクターのガバナンス(統治)を改善する必要があると述べた。
安定性を確保した後、難しい問題はどうやって次の段階、それはいわば、銀行が回復力を高めて経済に実際に信用を供与し、成長プロセスを支援できるように移行していくかだと説明した。
安定性を確保した後、難しい問題はどうやって次の段階、それはいわば、銀行が回復力を高めて経済に実際に信用を供与し、成長プロセスを支援できるように移行していくかだと説明した。
それはこうした金融機関のガバナンスに関する一連の極めて重要な問題につながると語った。
ひとこと
ギリシャ経済がイランへの欧米による経済制裁か所の恩恵を一番受けることは周知の事実であり、金融機関の経営基盤が強まるのは明らかだ。
経済制裁にともなう経営悪化では多くの資産が売却されてきた。
ここにきて歯車の回転が切り替えられたがいつまで続くかが問題だろう。
イランの宗教関係者の暴走が経済悪化で抑制されているが、再び宗教警察が力を持てば環境が再び悪化して自由が抑圧されてしまうことになりかねない。