インドの首都ニューデリー(New Delhi)で1日、100万台以上の自家用車の走行規制が始まった。世界各国の首都のなかでも大気汚染が深刻化している同地での
新たなスモッグ対策
として、当局は思い切った新政策に乗り出した。
1日から15日間、奇数のナンバープレートを持つ自家用車は奇数日、偶数の車は偶数日にのみ走行が許可される。
ニューデリーでは、日常的に大気汚染レベルが世界保健機関(WHO)の安全基準の10倍に達しており、この改善を目指す。
ひとこと
マキ等を食料の煮炊きに使っただけでも大きな大気汚染が起きる。
野焼きでシンガポールに流れ込んだ煙が呼吸器系疾患を広げている例もある。