2016年05月06日

北朝鮮の違法画像?


 北朝鮮の「違法録画物」を専門的に捜査する
   機関「109常務(サンム)」
は朝鮮労働党第7回大会(5月6日)を前に、、普及が著しい携帯電話やスマートフォンのメモリに「違法ファイル」が記録されていると見て集中的に捜査を行っているという。


 ポルノ的な首領が支配する北朝鮮において、住民に対する思想統制を強化している。
 この一環として、韓流ドラマをはじめとする外国の映像作品など
   「違法録画物」
に対する取り締まりを行っている。

 しかし、「ノートテル」という独特の機器を使って、中国製の携帯型メディアプレーヤーで、DVD、VCD、USBメモリを挿入すれば、世界中のドラマ、映画、バラエティが楽しめる抜け道がある。

 北朝鮮にとって不都合な対象の韓流ドラマだけでなく、様々な違法録画物は、このノートテルやメモリなどを通じて、平壌などの大都市だけでなく、地方の農村にも拡散しており、政治思想や体制批判をソフトに組み込んで北朝鮮住民に見させるといった戦略は非常に有効だろう。

 そもそも、金正日体制下から外貨稼ぎの一環として、北朝鮮の地下マーケットを利用した「違法録画物」は急速に流通を拡大していた。


 今年の3月中旬には、国内政治の締め付けの意味もある労働党大会を前にして「70日戦闘」という大増産運動が進められた。
 この最中に、ポルノビデオを見ながら乱交パーティーに及んでいた男性とその知人たちが北朝鮮の公安部門に逮捕される事件が発生した。

 この事件は、裸になった3組の男女が男性の自宅の一室でビデオの内容を真似て行為に没頭していた所を当局に踏み込まれ、現場でお縄となったとのこと。




 
  



    
posted by manekineco at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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