2016年06月05日

集団脱北の状態化


 中国にある北朝鮮レストランから5月に新たに女性従業員3人が逃げ出し、6月2日に韓国入りした。

 北朝鮮側はこれについて、4月の集団脱北と同様に韓国当局による「拉致事件」であるとして、送還を強硬に主張している。

 こうした動きに対抗するため金正恩党委員長が、韓国人に対する「報復拉致」を指示したとの裏情報もある。

 
 北朝鮮政府は高官の粛清が続き内部統制のタガが緩んでしまっている。
 核兵器の実験や大陸間弾道弾の発射実験などで国際世論の非難を浴び経済制裁の強化が続いており、これまで北朝鮮への経済支援を行っていた中国も手を焼き資源の購入を停止するなどの動きを強めている。

 こうした経済制裁の影響で外貨獲得の手段が制限される中、脱北者の増加は収入の減少を招き、党幹部の親族が亡命する事態に対し、強制収容所送りにする対象が増加することで統治機能がさらに弱まる可能性が出てきており、彼女らの脱北から被る正恩氏のダメージの大きさがを物語っている。
 

 北朝鮮の政府機関や事業体の多くは、国家の財政難のために独立採算を余儀なくされている。
 貿易や海外での事業で外貨を稼ぎださなければ強いお叱りを金正恩の支持機関から受けることとなる。





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posted by manekineco at 09:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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