米国の投資会社ブラックストーン・グループは
バイアウト・ファンド
の設立に向けた資金調達を月内に完了する見通しが明らかになった。
このファンドは長期投資手法を取ることで知られる著名投資家ウォーレン・バフェット氏を模倣するという。
この事情に詳しい関係者がメディアの取材で語ったところによれば、このファンドは
「ブラックストーン・コア・エクイティ・パートナーズ」
で個別企業に対し通常の3−5年より2倍以上長い期間投資する同社初の「コア」未公開株式投資ファンドという位置付けで、約50億ドルを調達する見込みとのこと。
なお、この情報が非公開であることから匿名で発言したもので、ここ数週間で資金をほぼ確保したという。
なお、このファンドが狙うのは大半の買収対象企業よりも規模が大きく事業モデルが確立しており、表面的にはリスクの小さい企業になる。