2017年02月18日

地蔵菩薩(じぞうぼさつ)

  
地蔵菩薩(じぞうぼさつ)
   
 仏教の信仰で菩薩の一尊。

 サンスクリット語ではクシティガルバと呼ばれる。
 クシティは「大地」、ガルバは「胎内」「子宮」の意味から「地蔵」としなった。
  
 大地が全ての命を育む力を蔵するように、苦悩の人々をその無限の大慈悲の心で包み込み、救う所から名付けられた。
 日本における民間信仰で
   道祖神
としての性格を持る「子供の守り神」として信じられている。
 そのため、よく子供が喜ぶ菓子が供えられることが多い。

一般的に、親しみを込めて「お地蔵さん」、「お地蔵様」と呼ばれる。
  
  
 菩薩の居所は空居天である「兜率天」とされる。

 地蔵菩薩は地居天である忉利天で
   釈迦仏
の付属を受け、毎朝禅定に入りて
   衆生の機根(性格や教えを聞ける器)
を感じ、釈迦の入滅後、56億7000万年後に
   弥勒菩薩
が出現するまでの間、現世に仏が不在となるため、その間
   六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)
を輪廻する衆生を救うのが菩薩であるとされている。

 虚空蔵菩薩と地蔵菩薩が一対で安置される例は京都・広隆寺(講堂)などにある。
  
 
 地蔵さんは剃髪した声聞・比丘形(僧侶の姿)で白毫があり、袈裟を身にまとっている。
 装身具は身に着けないか、着けていても瓔珞(ネックレス)程度、左手に如意宝珠、右手に錫杖を持つ形、または左手に如意宝珠を持ち、右手は与願印(掌をこちらに向け、下へ垂らす)の印相をとる像が多い。

 なお、密教では
   胎蔵曼荼羅地蔵院
の主尊として、髪を高く結い上げ装身具を身に着けた通常の菩薩形に表されている。

 右手は右胸の前で日輪を持ち、左手は左腰に当てて幢幡を乗せた蓮華を持っている。


 
 

   
posted by manekineco at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 社寺仏閣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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