2017年06月19日

「饅頭」


 奈良県奈良市の
   漢國神社
の境内にある
   林神社
には寧波出身の「饅頭の祖」
   林浄因
祀られており、林浄因が饅頭を日本に伝えた。

 毎年林神社では、林浄因の命日である4月19日に「饅頭まつり」が催される。

 林浄因は、北宋時代の詩人・林逋の7代目の末裔で、浙江省寧波市奉化区黄賢村で生まれた。

 林浄因の34代目の末裔にあたる、
   川島英子氏
は、自身のルーツについて調べるためにかつて黄賢村を訪れた。

 蒙古族の王朝である元の時代、日本の僧侶
   竜山徳見
が中国を訪れ、林浄因と親しく交流したことは知られている。

 竜山禅師が1349年(南朝:正平4年、北朝:貞和5年)に日本に帰国する際に、林浄因も日本に向かう船に同乗したという。

 当時、日本には小麦粉を発酵させる技術はなく、点心(お菓子)の多くは、堅くパサパサした米菓子だった。

 林浄因は中国饅頭の製法を参考に、日本人好みの餡を組み合わせたまんじゅうを作った。
 表面には「林」の字の焼印を入れて大々的に販売した。

 この林浄因のまんじゅう製法技術は後代に引き継がれた。

 林氏は苗字を「塩瀬」に改め徳川幕府が政治を行った江戸にまんじゅう店を新しく開いた。
 屋号を「塩瀬」とし、「日本第一番本饅頭所林氏塩瀬」の看板を掲げた。
 
  

  

     
posted by manekineco at 05:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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