2017年08月08日

ネアンデルタール人は予想よりも多くが生存


 これまで研究では、ネアンデルタール人が姿を消しつつあった約4万年前には、地球上に約1000人しか生存していなかったことが示唆されてきた。

 米国科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された論文では、今回の研究によって、その数はそれよりもはるかに多い数万人に上っていた可能性があるという。
 欧州各地に孤立した集団として生存していたことが明らかになった。

 遺伝的な手掛かりの一つは、ネアンデルタール人のDNAに、通常遺伝的多様性が乏しい小規模集団で生じる複数の変異が含まれていた。

 また、異なる地域で発見されたネアンデルタール人の遺骨は、遺伝的にも異なっていた。
 
 今回の研究では、デニソワ人として知られる謎の人類種からネアンデルタール人が枝分かれしたのは
   約74万4000年前
であることも判明した。

 これは、他の論文の推定よりもはるかに早い段階だ。
 その後、ネアンデルタール人の数は数万人に増えたと研究チームは考えている。
 
 
 論文の主執筆者で、米国ユタ大学(University of Utah)の
   アラン・ロジャース(Alan Rogers)教授(人類学)
は、「この仮説は通説に反しているが、通説より理にかなっている」と述べた。

 ネアンデルタール人の遺骨が多くの場所で多数発見されていることに触れ、もし世界中に1000人しかいなかったとしたら、これほど多いとは想像もつかないだろうと指摘した。


    
 

   
posted by manekineco at 21:32| Comment(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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