2017年12月10日

青塚古墳(あおつかこふん) 愛知県内の古墳としては第2位の規模の


青塚古墳(あおつかこふん)

 愛知県犬山市青塚にある前方後円墳で青塚古墳群を構成する古墳の1つで国の史跡に指定されている。

 愛知県内の古墳としては第2位の規模の古墳で、犬山扇状地を形成する洪積台地の南西端に築造された4世紀中頃(古墳時代前期)の築造と推定される。
 
 大型前方後円墳の周辺にはかつて10数基の古墳が分布し、青塚古墳群としてお確認があるが、現在までにほとんどが消滅している。

 これまでに古墳域は大縣神社(犬山市宮山、尾張国二宮)の社地として推移した。
 1979年(昭和54年)以後には発掘調査が実施されている。

 墳形としては前方部を南西方に向け、墳丘は前方後円形の基壇の上に構築され、後円部が3段築成、前方部が2段築成となている。

 墳丘長は約123メートルを測り、愛知県では
   断夫山古墳(名古屋市熱田区旗屋町、151メートル)
に次ぐ第2位の規模となっている。


 墳丘表面では全面に河原石の葺石が、各段に壺形埴輪列が認められ、前方部上に方形壇状遺構を有するという特色がある。
 同遺構周囲には円筒埴輪列が確認されている。

 墳丘周囲では、やや不定形な盾形の周濠・外堤が巡らされている。
 出土品としては、前述の埴輪片のほかに鏃形石製品がある。
 
   
 青塚古墳は、出土埴輪・土器より古墳時代前期の4世紀中頃の築造と推定されている。
 なお、被葬者は明らかでないが、大縣神社の言い伝えでは
   邇波県君(にわのあがたのきみ)
の祖の大荒田命(おおあらたのみこと)の墓という。

 古墳域は1983年(昭和58年)に国の史跡に指定され、現在は史跡整備の上で青塚古墳史跡公園として公開されている。
  

 
 


  
posted by manekineco at 06:41| Comment(0) | 社寺仏閣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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