2018年08月11日

イエメンで「子どもたちを乗せたバス」に対しアラブ連合軍が空爆


 サウジアラビアが主導するアラブ連合軍の支援を受けたスンニ派大統領の軍事組織とイランが支援するフーシ派の元大統領派の軍事組織の間で激化している内戦が続いているイエメンでは、子どもたちを乗せたバスに対しアラブ連合軍が空爆を行ったことによる死者は51人に上った。

  

 この攻撃について、国連は「市民を標的にしたいかなる攻撃も戦争犯罪に当たる」として強く非難した。

 
 中東のイエメンでは、サウジアラビアなどの連合軍が支援するハディ政権と、イランが支援する反政府勢力の間で3年以上内戦が続いており、トランプ政権による火器弾薬類の売却制限が解除されたこともあり、先月下旬から戦闘が激しくなった。

9日には夏休み中の課外学習に参加している子どもたちを乗せたバスが空爆を受けた。

赤十字国際委員会(ICRC)の報告では、これまでに51人が死亡し、このうち40人が子どもだったという。

 

 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は10日、スイスのジュネーブで開いた記者会見で「戦闘に参加していない市民を標的にした攻撃はいかなるものであっても戦争犯罪に当たる」と指摘して、空爆を強く非難した。

 また、内戦のすべての当事者に対して
   国際人道法
に基づいて行動し、戦闘による市民への影響を最小限にするよう訴えた。

 OHCHRの調査によると、イエメンでは戦闘に伴う市民の死者が2015年3月から今月9日までの間に6592人に上り、1万470人がけがをしているという。

 その大多数がサウジアラビアなどの連合軍による攻撃を受けた人たちとのこと。

 


   

    
posted by manekineco at 06:16| Comment(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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