米国大手金融機関
ウェルズ・ファーゴ
の筆頭株主となっている投資・保険会社バークシャー・ハサウェイを率いる
ウォレーン・バフェット氏
は同行の新たな最高経営責任者(CEO)について、7日掲載された英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)とのインタビューで、議会の批判を招くのを避けるためウォール街以外で探すべきだとの見解を示した。
バフェット氏は次のリーダーは同行やウォール街の外部から起用する必要があると指摘した。
バフェット氏は次のリーダーは同行やウォール街の外部から起用する必要があると指摘した。
ウォール街から起用すれば
「上下両院議員の相当数の怒り」
を買うことになり、賢明ではないと述べた。
このほか、「JPモルガンやゴールドマン・サックスからも起用すべきでない」と語った。
ティム・スローン前CEOは3月、同行で起きた
さまざまな不祥事
の沈静化を求める圧力が強まる中で突然辞任した。
この辞任が発表される数時間前に、バフェット氏はスローン氏を「100%」支持していると述べていた。
ひとこと
謝罪や辞任で物事が済む話ではないことは多い。