2020年02月08日

中国の検閲で報道の自由は無い


 中国で、新型コロナウイルスの流行について最初に警鐘を鳴らした
   李文亮(Li Wenliang)医師(34)
が死亡した中国政府の影響下にあるメディアの報道姿勢に対し、怒りの声が上がっている。

 中国メディアは医師の死を一度報じた後、一転して存命を伝えたのち、再び死亡を報じていた。

 中国共産党機関紙「人民日報」の国際版である「環球時報(Global Times)」と国営の中国中央テレビ(CCTV)は当初、中国版ツイッター(Twitter)「微博(ウェイボー、Weibo)」上で、李医師が6日夜に死亡したと伝えた。
 このニュースは微博上で一躍注目のトピックとなった。

 その後、政府の圧力を受けた両メディアの投稿が後に削除された。


 中国メディア各社はその後、李医師が「緊急治療」を受けているとの報道を繰り返した。
 最終的に7日午前3時(日本時間同4時)ごろ、医師の死亡を伝えた。


 ウェイボーでは6日夜、ハッシュタグ「李文亮医生去世」(李文亮医師が死去)が検索ランキングで首位となった。
 閲覧回数は10億回、コメント数は110万件を超えた。

 ただ、このハッシュタグは7日朝までに公安当局による情報統制の影響でトレンド上位20位から姿を消した。


 香港大学(University of Hong Kong)で中国の検閲パターンを研究している
   傅景華(Fu King-wa)准教授
は海外メディアの取材に対し、「ランキングは操作されたようだ」と指摘した。

 なお、傅氏によれば、李医師死亡のニュースの扱いは、中国共産党を批判し獄中死したノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)受賞者の劉暁波(Liu Xiaobo)氏死去時に行われた検閲と「類似している」という。



ひとこと

 共産主義国家の自由は限定的であり、党員以外は奴隷生活ともいえる不自由さが蔓延しているとも言われる。
 欠陥のあるイデオロギーでは民主主義や国民主権などは絵に描いた餅以外の何ものでもない。
 夢を語り酔いしれるだろうが、政権を奪えば政治闘争の末に支持者の大部分が国家反逆者として粛清されこの世から消えているのがソ連や中国の実態ということだ。

    
  
posted by manekineco at 08:27| Comment(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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