2020年03月28日

北朝鮮の戦略的な分野の重要な施設で、学生や教職員など70人が相次いで病に倒れる


 北朝鮮の首都平壌の中心部から北東に15キロほど離れた、龍城(リョンソン)区域の中二洞にある金正恩国防総合大学では潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)、大陸間弾道ミサイル(ICBM)、生物化学兵器などに関連する教育と人材育成、開発に携わってきた重要な軍事研究機関といわれている。
 北朝鮮において戦略的な分野の重要な施設で、学生や教職員など70人が相次いで病に倒れる事件が発生したとの情報が明らかになった。

 この諜報機関が得た情報では、今月22日に国防大学の学生20数人が腹痛を訴えて倒れたという。
 翌日には教職員やその家族、地域住民など50人も腹痛、下痢などの症状を訴えた。

 大学内の軍医所、龍城区域の病院、国防科学院病院の3ヶ所に搬送され、治療を受けた。

 この時期、北朝鮮ではコロナ肺炎の感染はないとの主張を繰り返している時期だけに
   新型コロナウイルス
によるものとの疑いが持ち上がった。

 実際、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の部隊では今年1〜2月、新型コロナウイルスにより180人が死亡し、3700人を隔離したとの情報が捕捉され西側に伝えられている。

 在韓米軍の
   ロバート・エイブラムス司令官
は、朝鮮人民軍が約30日間にわたり休止状態にあったと話している。

 調査の結果、病名は腸炎で、水道水によって引き起こされたことが判明した。

 国防大学の保衛部(秘密警察)が、給水施設を管理している職員を取り調べた結果、学生がバタバタ倒れた22日に、この職員が貯水槽に消毒薬を入れていなかったことが判明したという。

 なお、国防大学のある地域の地層は石灰岩で、水質が良くないと言われ、当局では、重要施設だけあって水道供給にかなり神経を使っていたため、こんな事件が起きたことで当惑しているという。
  
 報告を受けた金正恩党委員長は、徹底した疫学調査と給水施設の整備を指示した。
 大学と近隣の民家が共有していた給水タンクと水道管を分離する作業が行われている。



ひとこと

 コロナウィルス肺炎の感染で北朝鮮内部でも数万人単位の感染者がおり、急激に拡大しており鎮静化の気配はないという。
 体制維持も不可能となりつつあり、モノの移動が制限され飢餓も起きているといった情報もある。

 体制崩壊し、飢えた避難民が周辺国に流出し疾病を拡散させることも懸念される状況だ。
 コレラや赤痢など法定伝染病をはじめとした疾病や墓相避難民などによるテロ行為などへの対応も必要になり冷徹な措置も必要だろう。



    
posted by manekineco at 20:18| Comment(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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